伝説の日本製ダイバーズが超進化!「1965 メカニカルダイバーズ 復刻デザイン」

■世界最高レベルの素材など伝説の名作が最新技術で現代に

セイコー プロスペックス
「1965メカニカルダイバーズ 復刻デザイン SBDX039」(52万8000円 世界1700本限定)

1965年にセイコーが発売し、さまざまな冒険で活躍したファースト・ダイバーズ。そのスタイルを最新技術で復刻した特別限定モデル。最大の特徴はケース素材への耐食性に優れた“エバーブリリアントスチール”の採用。「歴史を身に着ける喜び」を感じる1本だ。ケース径39.9mm、自動巻き、潜水用200m防水

▲2018年には1968年発売モデルも復刻され、同年のジュネーブウオッチグランプリのスポーツウォッチ部門賞を受賞している

 

■半世紀以上前から極地探検をサポートしてきたダイバーズ

ダイバーズウォッチは潜水にも安心して使える防水時計。国際標準化機構(ISO)などで定められた厳しい基準を満たし、テストにパスしたものだけがダイバーズウォッチと認められる。だから他の腕時計よりも圧倒的にタフで機能も信頼性も高い。そしてセイコーはこの分野で、価格を超えた真面目なモノ作り、卓越した機能で絶大な人気を得ている。

そのラインナップは幅広いが、どれも世界中で絶対的な定番として愛用されている。セイコーダイバーズの初代モデルが誕生したのは今から56年前の1965年のこと。このモデルが、日本の南極観測越冬隊の装備品だったことはよく知られている。そしてこの伝説の名作を最新の技術で限定復刻したのが、今回紹介する機械式モデルだ。

潜水用としても完璧で一生モノ。しかも一般的なダイバーズウォッチよりも小さく薄く着け心地も軽快。だからふだん使いのスポーツウォッチとしてもぜひオススメしたい。

▲1965年のファーストモデルのオリジナル。南極観測越冬隊の装備品として寄贈され1966年から4回に渡って現地で使われた。もちろん当時、多くのダイバーも愛用した

▲チタン製プロテクターを使った二重構造ケース、ヘリウムエスケープバルブなしで飽和潜水を可能にする特殊パッキンなど、独自技術を満載した1975年の600m飽和潜水対応モデル

▲日本が生んだ世界的な登山家、冒険家の植村直己氏が愛用した1970年のダイバーズ。1974年〜76年にかけて行った北極圏12,000km犬ぞりの旅にも携行された

 

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※2020年12月6日発売「GoodsPress」1.2月合併号掲載記事をもとに構成しています

<企画・執筆・編集/渋谷ヤスヒト>

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