【歴史】マツダ「ロードスター」ヒストリー①初代

累計生産台数でギネス世界記録を樹立した、マツダ・ロードスターも誕生から四半世紀を超えた。世界待望の4代目が2015年に登場した、日本を代表するライトウエイト・オープン2シーターの軌跡を振り返る。ここでは初代を取り上げる。

忘れかけられていた“走る喜び”を掘り起こした
初代モデル(1989~1998年)

世界の自動車市場からライトウエイト・オープン2シータースポーツカーが消えかけていた頃、マツダが投入したロードスターは瞬く間に世界的な大ヒット作となった。まだまだ需要があることを悟った自動車メーカー各社は、マツダを追うかのようにこぞって同様コンセプトのマシンを投入していった。ドライバーに走る楽しさとクルマを操る喜びを教えてくれるロードスターは、言語や国境を越えて世界で愛される一台となった。

SPEC(ベースグレード)
全長×全幅×全高:3970×1675×1235mm
ホイールベース:2265mm
車両重量:940kg
トランスミッション:5MT
エンジン:直列4気筒DOHC
総排気量:1597cc
最高出力:120ps / 6500rpm
最大トルク:14.0kg-m / 5500rpm

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