GoodsPress 7月号『プラモデル』特集 日本海軍の艦艇模型14隻

GoodsPress 7月号は『いま再びの模型魂』と題してプラモデルを大特集。5月に行われた静岡ホビーショーのレポートをはじめ、戦車、戦艦、戦闘機、クルマを中心に、お勧めのキットを取り上げています。その中でも、日本が戦時中に有していた多様な軍艦と、それを忠実に再現したキットを紹介しましょう。

 

【01】[戦艦]大和

タミヤ
1/700 ウォーターライン
日本戦艦 大和
3024円

敵砲弾の届かない遠距離から一方的な砲撃を加えて敵艦隊を一掃する…。そんな強力な火器で武装した最強の軍艦こそが、艦隊決戦主義の象徴として運用された戦艦です。それを代表する戦艦 大和のキットでは、世界に類を見ない46㎝主砲や繊細な艦橋を、1/700スケールで忠実に再現しています。模型の全長は375㎜

 

【02】[航空母艦]赤城

ハセガワ
1/700 ウォーターライン
日本航空母艦 赤城
3024円

日本海軍は航空兵力を備えた空母機動部隊を世界で初めて戦術に加えました。それにより、開戦初期には世界最強の戦力を誇った日本海軍、その戦力の中核をなしたのが第一航空戦隊です。所属艦のひとつが空母 赤城で、このキットでは甲板に並ぶ艦載機をはじめ各部の特徴を確認できます。模型の全長は372.5㎜

 

【03】[重巡洋艦]高雄

アオシマ
1/700 ウォーターライン
日本海軍 重巡洋艦 高雄 1944
2376円

長い航続性能を誇る上、速い巡航速度で自由自在に駆けめぐる“巡洋艦”。そのうち、戦艦よりも速力があって駆逐艦には火力で勝る艦種こそが重巡洋艦です。重巡 高雄はそのひとつで、このキットでは20.3㎝連装砲や天守閣のような大型の艦橋が誇らしい、同艦の勇姿を見て取れます。模型の全長は290㎜

 

【04】[軽巡洋艦]阿武隈

タミヤ
1/700 ウォーターライン
日本軽巡洋艦 阿武隈
2376円

軽巡洋艦は本来、魚雷や爆雷を使う水雷戦を目的とした日本海軍独自の艦種。駆逐艦と同等の速力を誇り、強力な雷撃武装と戦艦並みの主砲を備え、艦隊決戦の主要戦力として運用されました。このキットでは小柄な船体に14㎝単装砲×7と61㎝連装魚雷を装備した阿武隈をリアルに再現しています。模型の全長は230㎜

 

【05】[駆逐艦]雪風

アオシマ
1/700ウォーターライン
日本海軍 駆逐艦 雪風 1945
1080円

駆逐艦は、小さな戦隊で敵に肉薄しつつ、必殺の一撃で巨艦を葬り去る強力な雷撃武装を誇りました。そのひとつの駆逐艦 雪風は、沖縄に出陣した戦艦大和の護衛に就くも無事に生還。終戦まで生き残った“幸運艦”なのです。このキットでも確認できる12.7㎝主砲や魚雷発射管が特徴です。模型の全長は168㎜

 

【06】[海防艦]鵜来

ピットロード
1/700
日本海軍 海防艦鵜来
1944円

沿岸警備にフル投入されたのが、大量生産型の小型艦艇・海防艦です。最終的に同型の海防艦は150隻以上が建造され、日本海軍で最多量産実戦艦という記録が残っています。キット化された海防艦 鵜来では12㎝高角砲、26㎜機銃で武装したコンパクトな船体を、見事にモデル化しました。模型の全長は112㎜

 

【07】[補助艦/給油艦]速吸

アオシマ
1/700 ウォーターライン
限定給油艦 速吸&米潜水艦ブルーフィッシュ
3888円

補助艦船は戦闘を支援する目的で建造され、さまざまな艦種が存在しました。中でも艦艇または航空機の燃料運搬に運用されたのが給油艦。そのひとつの速吸のキットでは、船体中央に甲板を備え、補助空母としての役割を担った同艦の細部を緻密に表現しています。米潜水艦3隻が付属。模型の全長は230㎜

 

【08】[補助艦/水上機母艦]秋津洲

アオシマ
1/700 ウォーターライン
水上機母艦 秋津洲
2808円

内南洋と北方海域で哨戒・連絡飛行に従事する大型飛行艇の支援目的で建造された補助艦艇が、水上機母艦です。このキットでは優秀艦だった秋津洲を1/700スケールで再現。前戦基地では困難な補給や整備を行うための吊り上げ用の大型クレーンをはじめ、固有の構造を確認できます。模型の全長は165㎜

 

【09】[補助艦/病院船]氷川丸

ハセガワ
1/700 ウォーターライン
日本特設病院船氷川丸
1296円

日本海軍が有した補助艦船には、傷病兵の看護と輸送に従事する病院船も存在しました。昭和初期に、太平洋を往来する豪華客船として就航した氷川丸は、開戦と同時に海軍に徴用され特設病院船としてフル稼動。ホワイトの船体に赤十字を刻んだ勇姿が、この精密キットで甦ります。模型の全長は232㎜

 

【10】[特務艦/工作艦]明石

ピットロード
1/700
日本海軍 工作艦明石
3780円

工作艦とは前線で艦船の修理を行う艦種のこと。日本海軍が専用艦として新造したのは明石のみで、艦内には144台にも及ぶ多種多彩な工作機械が設置されていました。甲板に林立する3基の重起重機、艦内作業の排煙に用いた煙突などの全容が、このキットを通じて理解できます。模型の全長は226㎜

 

【11】[特務艦/水雷艇]初雁

ピットロード
1/700
水雷艇初雁
1728円

水雷艇とは敵艦隊に高速で近づき、雷撃(魚雷での攻撃)を行う小型艦艇のこと。日本海軍はこの艦種に駆逐艦級の火器を搭載して運用したのですが、無理な武装により事故が続出しました。12㎝砲、12.7㎜機銃、53㎝魚雷発射管が再現された初雁を見れば、小型船体に重武装を施した構造を確認できます。模型の全長は117㎜

 

【12】[航空巡洋艦]最上

タミヤ
1/700 ウォーターライン
日本航空巡洋艦 最上
2376円

ミッドウェイ海戦での損傷を修理する際、カタパルト付きの甲板を設けるという日本独自の発想で改装されたのが、航空巡洋艦の最上です。零式水上観測機、零式水上偵察機の発艦を可能にした構造が、このキットで見て取れます。模型の全長は286.5㎜

 

【13】[潜水艦]伊-400

アオシマ
1/700 ウォーターライン
日本海軍 特型潜水艦 伊-400
1080円

「潜水艦に搭載した攻撃機で敵基地を撃破する」という、無謀な計画から超大型潜水空母は建造されました。同艦専用に設計された特殊攻撃機晴嵐の収納構造をはじめ、異質の艦種の姿を、このキットでは忠実に再現しています。模型の全長は175㎜

 

【14】[航空戦艦]伊勢

ハセガワ
1/700 ウォーターライン
航空戦艦 伊勢
3456円

近代化改装を受けて開戦を迎えたものの、ミッドウェイ海戦以降の航空兵力の不足を補う目的で、世界唯一の航空戦艦に大改修されたのが伊勢です。後部砲塔を外して設けられた偵察機を発艦させる飛行甲板などを、キットで確かめられます。模型の全長は315.5㎜

 

GoodsPress 7月号では、このほかにも注目キットを盛りだくさん! これを機にプラモデルづくりにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

 

(文/GoodsPress編集部)