コンセント経由でネット接続できる「PLC」用の小型アダプターが登場

ネットワーク製品の開発、製造、販売で世界No.1のシェアを誇るティーピーリンクジャパンから、屋内電気配線を用いてインターネット接続を可能にするPLCアダプター「TL-PA4010 KIT」が発売になりました。最近はネットを「引かず」、携帯回線などで接続する人も多いかと思いますが、不安定だったり遅かったりというデメリットもありますよね。

ならばと、家庭でネット契約した上で無線LANを使おうとしたところが、建築の関係なのか家中に電波がうまくとばないケースもあったり。

そこで!

無線もLANケーブルも届かない場合、屋内電気配線を使って安定したインターネット接続を可能にしてくれるPLCの登場です。

コンセントにPLCアダプターを差し込めば、屋内電気配線を経由してデータ通信が可能になるのです。もちろんネット契約する必要はありますですので、誤解なきよう。鉄筋コンクリート建築の建物内では、無線LANだと電波が遮断されうまく通信できないことがありますが、建物内の電気配線を使うPLCなら、確実につながるというわけです。

「TL-PA4010 KIT」の特徴のひとつは、ボタンを1つ押すだけでかんたん設定「ペアボタン」システムです。手間のかかるネットワーク設定をパソコンを使うことなく、ペアボタンを押すだけで完了させられます。

同操作内でネットワークセキュリティとデータ保護のための128ビットの暗号化も完了。また、厚さ28.5mmの「コンパクトデザイン」も魅力的です。

おすすめなのは、インターネット対応テレビを観る場合。

インターネット対応テレビは動画視聴に大容量のデータ通信を必要とします。有線LANケーブルに繋いだ状態が望ましいネットワーク環境ですが、それがかなわない場合にPLCの出番です。室内コンセントにPLCを付ければネットワーク環境を構築できるので、有線LANと同等のネットワーク下で快適な動画視聴を可能にします。

ただし、注意することもあります。PLCアダプターは2台以上を組み合わせて使用する必要があります。ひとつはマスターとしてモデムと繋ぎ、もうひとつはターミナルでインターネット接続をさせたいパソコンやインターネット接続対応の家庭用ゲーム機のある部屋に設置します。

最近のPCは、Wi-Fi受信機能やbluetooth機能を標準装備しているものが多いので、受信用に1台必要と聞くと、ちょっと時代遅れのような気もしてしまいますが…。いちいち取り外すものではないので気にならないと思います。

自宅のWi-Fi環境がイマイチという人にとっては、試してみる価値はあるかもしれませんね。

>> ティーピーリンクジャパン「TL-PA4010 KIT」

 


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(文/&GP編集部)

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