【新型X1試乗】FFベースでもBMWらしさ濃密。プレミアムオーラ満点のルックスも◎

BMWの新型「X1」に初めて接した人は「意外に立派!」と感じるかもしれません。

実際のボディサイズは、全長4455×全幅1820×全高1610mmと、マツダ「CX-5」の外殻にスッポリ入る大きさ。にもかかわらず、実寸以上に立派に見えるのは、そのフォルムのせいでしょう。

シャコタンならぬシャコ“タカ”ワゴン風だった初代モデルと比較すると、2世代目となる新型は、グッと本格SUVのカタチとなりました。具体的には、初代よりも長さが30mm短く、車高は35mm高い。コンパクトなフットプリントは維持しつつ、押し出しを強めたフェイスと併せ、ちょっぴりタフなルックスとなったのです。

日本仕様のラインナップは、大きく分けて3種類。1.5リッター直3ターボ(136馬力/22.4kg-m)と6速ATを組み合わせた「18i」、2リッター直4ターボ(192馬力/28.6kg-m)と8速ATを組み合わせた「20i」、そして、2リッターターボをチューンして231馬力/35.6kg-mまで引き上げた「25i」です。

18iはFF(フロントエンジン/フロントドライブ)の2輪駆動モデルで、20iと25iは、必要な時に後輪へも駆動力を伝えるオンデマンド式4WDとなります。

それぞれのモデルに、マットシルバーの前後アンダーガードなどを与えた「xLine」、車高を下げて(1600mm)前後バンパーほかをスポーティな形状にした「M Sport」が用意されます。オフロードテイストを強調した前者と、オンロード重視の後者というわけです。

なお、気になる価格は
・18i:385〜431万円
・20i:473〜511万円
・25i:569〜591万円
となっています。

 ■FFベースの恩恵で後席の居住性が格段にアップ

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