ブレないムービー!DJI「OSMO」は本当にブレないのか?

NHKのBS放送で『世界ふれあい街歩き』という番組が放映されている。番組名どおり、世界の街をぶらぶらと歩いていく。それもタレントやディレクターなどがナビゲートするのではなく、カメラ目線で撮影された街なかの映像が、ただひたすら流れていくシンプルな番組だ。

番組では、ステディカムと呼ばれる、やじろべえのような機材を使っている。その映像はなめらかで、宙をふわふわと浮かんでいるような映像だ。そんな映像が撮りたくて、iPhone用の「ステディカム マーリン」を買ったことがある。撮れる映像には満足したが、なにせ大きい。当時、5万円前後を払って買ったのだが、今や出動する機会はない。

あれから何年経つだろう? 昨年末、ドローンの世界シェアNo.1のDJIが、このステディカムを使ったように撮れるカメラ、「DJI OSMO」を発売した。卵くらいの大きさの4K対応カメラなのだが、電動のスタビライザー(ジンバル)を搭載し、どれだけ激しく動いても、ピラリと抑えてくれるというのだ。

既にYouTubeなどにアップされている映像は、まさしく目指すべき浮遊感のあるテイストだ。これは使ってみたい! ということで、「DJI OSMO」を手に、動画を撮りに行ってきた。

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