【レガシィ アウトバック試乗】クルマ趣味人が見る“スバルの旗艦”の魅力とは?

いささか旧聞に属しますが、2014年にフルモデルチェンジを受けたスバル「レガシィ」の詳報に接して、「うへぇ…」と思ったスバルファンの方は多かったのではないでしょうか? 先代に当たる5世代目でさえ「デカッ!」と感じていたのに、ニューモデルはさらにボディを拡大したのですから。

6世代目のレガシィは“シャコタカ”ワゴンことクロスオーバータイプの「アウトバック」と、セダンボディの「B4」という2タイプで展開されます。市場の反応を予想してか、かなり早い段階から「新しいレガシィはアメリカ向けに開発される」、「日本市場向けには『レヴォーグ』という新型ワゴンが投入される」というニュースが流れていましたから、先達の遺産たる「ツーリングワゴン」が消滅したことに関しては、比較的冷静に受けとめられたようです。

とはいえ、「アメリカ市場に取り込まれると、スポーツカーは牙を抜かれ、実用車は水ぶくれして個性がなくなるんだよな」と毒づいた人もいることでしょう。ワタシは毒づきました。

ところが、アウトバックとB4が国内で販売され、実際に路上で見かけるようになると、「ちょっといいな」とつぶやくこともあるのですから、人間というものは…いや、ユーザーというのは勝手なものです。

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