LUMIX×Goods Press

鉄道撮るなら4K PHOTOがいい!

ブルートレイン編

ブルトレ撮影で実感。4K PHOTOはやっぱりスゴかった

南田さんと久保田さんが寝台列車の撮影地に選んだのは、北海道。北の大地を疾走するDD51形ディーゼル機関車、美しく輝く客車たち、そして旅情漂う出発の様子など“ブルトレ”らしいワンシーンを撮影することをテーマにした。ゆえに、撮影スポットは雪が舞う線路沿い、列車まで距離のある高台、暗くなってからの撮影など、撮影条件が厳しいところばかりだったが、4K動画をベースとする「4K PHOTO」はあらゆるシーンで感動的な一瞬を記録してみせた。今回紹介するルミックスの3モデルは注目すべき機能・性能がいくつもあるが、プロフェッショナルも納得する高画質、初めて「4K PHOTO」を使うビギナーでも迷うことのない操作性は、まさに特筆モノ。その"スゴさ"を撮影スポットとともに紹介しよう。

札幌駅
ホームに入線する列車や乗客の笑顔を激写

“駅での撮影”というと手軽に感じるが「北斗星」は暗くなってからの出発のため、明るさが不足気味。しかし、LX100はF1.7-2.8の明るさを実現した“大口径LEICA DC VARIO-SUMMILUXレンズ”と“大型MOSセンサー”により、決定的なチャンスを記録。夕闇の中で駅へと入線してくる列車はもちろん、ホームでのポートレート撮影も難なくこなしてくれた。

背面の液晶画面は、高精細の3.0型約92万ドット仕様。ピントのチェックも容易だ。「流し撮りはもちろん、人物や車両を撮る時も大きなモニターは見やすくてイイですね」(南田さん)

シャッター速度はダイヤル、絞りはリング操作でマニュアル設定も可能。「撮るぞ、という気分になりますね。マニュアルと聞くと難しそうに感じますが、すぐに慣れました」(南田さん)

島松駅~北広島駅 間
雪煙をまき散らして走るブルトレの勇姿を記録

札幌市に隣接するエリアだが、北海道らしい長い直線を力強く疾走するディーゼル機関車の重連走行を撮影できるスポットで待ち伏せ。遠くから緩やかな起伏を越えて迫り来る様子を撮るなら、望遠や高倍率ズームが活かせるGH4やFZ1000、大きなカーブの直前まで引きつけて舞い上がる雪煙とともにワイドな画を撮影するならLX100がいい。

お互いのカメラに収めた4K動画をチェックし合う南田さんと久保田さん。「望遠だとカメラに迫ってくるようですね」「広角ならではの雪景色、疾走感もイイな」と盛り上がりつつ「4K PHOTO 」として保存するシーンを探すのも楽しい

有珠駅~長和駅 間
北海道の雄大な自然を景色にしてパシャッ♪

北海道らしい景色を撮るならば、バックに架線が写らない非電化区間で挑戦したい。室蘭本線の有珠駅と長和駅の間は水田地帯を中心に、周囲には内浦湾や有珠山といった風景が広がる景勝地。久保田さんは薄っすらと朝焼けに染まる空を背景に、低いポジションから大自然の中を駆けるトワイライトエクスプレスを狙った。

背面には各種操作スイッチを配置。「AFの動作をAF/AEロックボタンに割り当てる"親指AF"など、各種操作ボタンを自分仕様にカスタマイズできるのも魅力ですね」(久保田さん)

GH4は約104万ドットの高精細有機ELディスプレイを採用。「タッチパネルはフリーアングル仕様で、さまざまな位置から電車を狙う鉄道写真の撮影には重宝します」(久保田さん)

洞爺駅~有珠駅 間
撮り鉄にお馴染みのS 字カーブで挑戦

北海道には数多くの“撮り鉄スポット”があるが、室蘭本線のS字カーブは特に人気。画面奥から手前へと、カーブ描きながら列車が通過する、躍動感にあふれる1枚を収められる。しかし、線路までの距離があるので高倍率ズームレンズが不可欠。カメラの性能が問われる名所でもあるが、FZ1000はその要求に十分応えてくれた。

最大400㎜(35㎜判換算)の望遠撮影が可能なズームレンズを搭載。「高倍率ズームの威力には驚きです。画面いっぱいに北斗星が納まったときは感動しました」(南田さん)

操作性やフィット感を重視したデザインのFZ1000は、ごく自然にプロ用一眼レフを構えるような姿勢となる。「手に自然と馴染み、しっかり握れて使いやすいです」(南田さん)

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