【アイテム4】仕切りを動かして、デスクを整える。遊び心ある洒脱なワイヤーラック
Penco(ペンコ)
「ワイヤーラック」(4180円)
▲カラー:写真のオレンジのほか、グリーンをラインナップ サイズ:W190×H110×D110mm
書類や郵便物、ポストカード、文庫本など、小ぶりな紙ものを立てて整理するのにちょうどいいラック。無垢のビーチ材に無骨なワイヤーを組み合わせ、レコードラックを思わせるレトロな佇まいに仕上げています。

最大の特徴は、取り外し可能なワイヤーパーツ。仕切り幅を自在に変えられるため、収納するモノに合わせてレイアウトを調整できます。オレンジとホワイトのワイヤーを並び替えれば印象がガラリと変化。
固定的な収納ではなく、“見せながら整える”という発想で、限られたデスクスペースをおしゃれに有効活用できるでしょう。
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【アイテム5】あの“消しゴム”がそのまま修正テープになっちゃった
トンボ鉛筆
「MONO Pocket」(242円)

おなじみの“MONO消しゴム”が、そのまま修正テープになったら。そんな遊び心から生まれたのが、トンボ鉛筆の「MONO Pocket」です。四角いフォルムに“MONO”ロゴという、誰もが見覚えのあるデザイン。
思わず二度見してしまうルックスですが、中身は本気そのもの。ブランドが長年培ってきた品質基準で、きれいに、しっかり修正できます。
▲テープ幅:5mm、容量:4m
フルカバーキャップ付きで持ち運び時のゴミ混入を防ぎ、使用時は後ろに装着してホールド性を高められます。透明ヘッドは修正箇所が見やすく、手ブレ補正機能によりテープが紙面に密着。上から書いても削れにくい高品質テープを採用している点もポイントです。
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【アイテム6】刃物の街・関市が生んだ漆黒の「はさみ」
Craft Design Technology(クラフトデザインテクノロジー)
「はさみ(黒)」(6050円)

刀の産地として知られる岐阜県関市で、一丁一丁仕立てられたはさみ。刃はカミソリのように繊細でありながら、厚みのある紙も小気味よく断ち切る力強さを併せ持ちます。
紙に刃を入れた瞬間、抵抗なくスーッと進む感覚は「切る」という行為そのものの気持ちよさを実感させてくれるでしょう。単なる事務用品ではなく、まさに工芸品のような完成度を備えた一品です。

表面にはマットな質感の墨黒を採用。光を抑えた落ち着いたトーンが、シャープなフォルムをいっそう際立たせます。
装飾に頼らず、色と質感で存在感を示すのはCDTらしいアプローチ。黒の重厚さと刃物の機能美が融合し、デスク上でもさりげない存在感を放ちます。
【アイテム7】デスクに映える国産仕上げのフルメタルホッチキス
MAX(マックス)
「HD-10X/AL」(6380円)
▲カラー:写真のSILVERのほか、BLACK、REDをラインナップ
国産ホッチキスの代表格として知られるマックス。1940年代からステープラーを手がけ、日本のオフィスシーンを支えてきました。本作は、その定番10号ホッチキスをフルメタル仕様へと進化させたモデル。
従来はプラスチックだったパーツを金属で構成し直し、手にした瞬間に分かる重厚感を実現しています。

アルミ素材を使用したホロー形状のカバーを採用し、見た目のシャープさと軽量性を両立。カラーアルマイト加工による発色の美しさも魅力で、SILVERは特に金属の素材感をストレートに楽しめます。ワンポイントの飾りピンもさりげないアクセント。
20枚とじの実用性能を備えつつ、デスク上で確かな存在感を放つ、MADE IN JAPANのフルメタルホッチキスです。
>> MAX
【アイテム8】ディーター・ラムスの名作「ET66」の思想を受け継ぐ一品
BRAUN(ブラウン)
「BNE001BK」(7150円)

BRAUNが1987年に発表した名作電卓「ET66」をルーツに持つ「BNE001」。手がけたのは、機能主義デザインの巨匠ディーター・ラムスです。
余計な装飾を排し、視認性と操作性を最優先に設計された配色とレイアウトは、いま見ても驚くほどモダン。ボタンは押しやすいよう適度な膨らみを持たせ、道具としての使いやすさを徹底しています。

サイズは縦138mm、重さ113gと持ち運びやすく、専用ケースも付属。8桁表示、自動電源オフといった基本機能はシンプルながら十分です。
Apple製品の計算機デザインと比較されることも多いアイコン的存在ですが、本質はあくまで“使うための道具”。実用とデザインを高次元で両立した、電卓のひとつの完成形です。
>> BRAUN
【アイテム9】使うほど深みが増す。革と真鍮を使った“育てる”レザーバインダー
PLOTTER(プロッター)
「6穴リングレザーバインダー リスシオ A5サイズ」(2万5300円)
▲カラー:写真のブラウン、ブルーのほか、ブラック、ワインをラインナップ A5サイズ:W170×H220×D15mm、リフィルは別売り
本作の素材には、イタリア伝統のバケッタ製法を再現した本格スムースレザーを使用。名門タンナー、バダラッシー・カルロ社が手がけるこの革は、時間と手間をかけてオイルをたっぷり浸透させたものです。
使い始めは張りのある質感ながら、使い込むほどに艶が増し、しっとりと手になじむ風合いへと変化。革本来の個体差をそのまま活かしているため、一点ごとに異なる表情を楽しめるのも魅力です。

A5サイズの6穴リング(11mm径)はリフィル約80枚を収納可能。バックプレートにはコッパー(ピンクゴールド)の真鍮金具を採用しています。真鍮は使い込むほどに酸化が進み、やわらかな色味へと変化。
革のエイジングと呼応するように、金具にも味わいが刻まれていきます。まさに、“育てる”一冊ですといえるでしょう。
>> PLOTTER
【アイテム10】3色を細軸に凝縮。マットな質感が際立つ真鍮ペン
Penco(ペンコ)
「マルチペン」(3080円)

赤・黒ボールペンと0.5mmシャープペンシルを1本に収めた、スリムな多機能ペン。直径約1.2cmの細軸ながら、日常で最も使用頻度の高い3つの機能を搭載しています。ボディは真鍮製で、マット塗装による落ち着いた質感が特徴。
中央には格子柄のローレットリングを配し、滑り止めとしての実用性と視覚的なアクセントを両立させています。華美な装飾に頼らず、素材と構造で存在感を示す一本です。

芯の切り替えは軸を回転させる方式。細身の設計は手帳のペンホルダーにも収まりやすく、携帯性にも優れます。キャップ内部には消しゴムも内蔵し、外出先でもこれ1本で完結。
カラーは写真のシルバーのほか、チャコールグレー、アイボリー、ブロンズの4色展開で、いずれもマットなワントーン仕上げ。4C規格リフィルに対応しているため実用面も安心です。携帯性と質感を両立した、日常使いにちょうどいい多機能ペンといえます。
>> Penco
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さて、いかがだったでしょうか。使う機会が減った今だからこそ、あえて少しこだわってみるのもひとつの手です。なぜなら、ふと目にしたときに気分が上がるだけでなく、デスクまわりの雰囲気を整え、仕事へのモチベーションにもつながるから。
それだけでなく、洒脱な文房具は、自分用としてはもちろん、入学や就職などの節目に選ぶギフトとしても選択肢のひとつ。本記事をきっかけに、文房具の在り方を見直してみてはいかがでしょうか。
>> 大人の文房具“再”入門
<取材・文/若澤 創(GoodsPress Web) 写真/田中利幸>
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