■掃除するほど賢くなる間取り学習機能を搭載
ルンバといえば、床のゴミを探知して効率よく掃除してくれる家庭用ロボットですが、今度のルンバはさらに賢くなりました。なんと、家の間取りを学習して記憶してくれるんです!
▲寝室を掃除するよう指示されたルンバが、最短距離で寝室に向かうところ
これは「Imprint スマートマッピング」という機能で、2〜3回掃除をするだけで搭載するカメラとフロアトラッキングセンサーなどから間取りを把握し、ルンバ自身が家のなかのどこにいるのかを理解します。もちろん、頻繁に動かす家具の位置などを完璧に覚えるわけではないですが、精度としては80%ほど覚えてくれるそうです。
▲ルンバの掃除履歴を見ると、指定された部屋だけを掃除していることがわかる
▲寝室を掃除するルンバ。カーテン屋ベッドカバーなどが垂れ下がっていても、奥まで進んで掃除する
これまでのルンバは目の前のゴミだけを見ていたので、複数の部屋にまたがって「全体をきれいにする」という掃除の仕方をしていましたが、「寝室だけ」「リビングとダイニングの2部屋まとめて」といった部屋単位での掃除が可能になります。
▲左がルンバ980、右がルンバi7で掃除している様子のマッピング。ルンバ980は近くから掃除しているのに対し、ルンバi7は部屋を認識して掃除している
覚えられるのは最大10部屋。これだけあれば、1台のルンバで1階と2階の間取りを覚えさせるのも問題ありません。また、曜日や時間ごとに掃除をする部屋を指定するといった使い方も可能です。
■掃除後のゴミはクリーンベースに自動で排出
ロボット掃除機を使っている人からたまに聞くのが、日常的な手入れの必要性です。いくら勝手に掃除してくれても、こまめに本体のゴミ捨てをしないといけないのは面倒なもの。そんな悩みも解決してくれるのがルンバi7+です。
▲從來のルンバに比べるとベースが大きい。サイズ奥行き39×幅31×高さ49cm
充電ステーションを兼ねた「クリーンベース」は、掃除が完了するとルンバ本体のダスト容器のゴミを吸い取り、クリーンベース内の紙パックに集めてくれるんです。しかも、この紙パックにはルンバのダスト容器30杯分のゴミが入るので、こまめに捨てなくてもOK。
▲クリーンベース内には紙パックが入っており、ここに本体のゴミが集められる
捨てるときは手を汚さずに引き出して交換できるのもうれしいポイントです。
▲クリーンベースから出すときは写真のように引っ張るので、穴からゴミが漏れない

























