名刺サイズ&カメラ翻訳機能搭載!ポケトークがさらに進化したぞ!

英語や中国語はもちろん、ロシア語やポルトガル語の方言まで計74の言語に対応。55言語はテキストと音声で、19言語はテキストで翻訳します。ポケトークを介して音声とテキストで異なる言語の相手と双方向に会話ができる、言い換えればポケトーク自身が通訳の代わりになってくれるというわけです。

言語の選択は2.8インチのカラーディスプレイに表示される言語名や国旗アイコンをタップしたり、マイクアイコン表示画面でトークボタンを押して音声で選んだりできます。

双方向会話以外の機能も充実。本体にカメラが搭載されており、文字を撮影すると55の言語を自動で認識&翻訳して画面に表示します。複数の言語が混在していてもそれぞれを個別に翻訳&表示し、翻訳した画面を画像として100枚まで保存が可能。読みたい部分をタップするとその語句の意味合いを確認でき、41の言語では音声で発音してくれます。

また、単語だけでなく長文の翻訳にも対応しており、ニュース原稿のような長文でも翻訳が可能。ポケトークの翻訳はインターネット上のAI(人工知能)経由で行っており、翻訳を重ねていくごとにその精度もどんどん上昇していきます。任意の定型文や人名、企業名などを登録することも可能です(ポケトークセンター登録機能)。

さらにこのAIを利用して、英会話学習(会話レッスン機能)を行えるのもポケトークの特徴。ホテルや観光など計6つのシチュエーション、合計36種類のレッスンをすることができ、ポケトークが英語で質問→英語で返答→その返答を基にポケトークがAI経由で内容に応じた返答を行う…といった流れでレッスンを受けられます。

今後は中国語やスペイン語などの他、外国の人が学べるように日本語のレッスンも搭載される予定とのこと。海外旅行の際に重宝しそうな単位換算機能(為替、通貨単位、長さ、重さ、温度)や、ロック画面での現地時間自動表示機能、訪問国や翻訳回数などを自動で記録して、各部門の達成度に応じてメダルで表示するメダル機能など、翻訳関連だけに留まらない多彩な機能を備えているのも見逃せないポイントといえるでしょう。

本体サイズは53.8×91.6×厚み11.5mmで、重さは75g。リアカメラは800万画素(オートフォーカス)、1.5Wスピーカー×2基とノイズキャンセリング機能搭載デュアルマイクを内蔵し、電源は内蔵バッテリー(付属のUSB Type-Cケーブルで充電)と、電源アダプターでのコンセント給電に対応します。

ラインナップは2タイプで、133の国と地域(2019年11月7日現在)でそのまま使える「グローバル通信付き(契約不要・通信料なしで2年間使い放題/Wi-Fi・デザリング接続可能)」は2万9800円(税別)。グローバル通信なしは2万4800円(税別)。

 

本体のカラーバリエーションはグローバル通信付きタイプがホワイト/ブラック/ゴールド/レッド(公式サイトでは限定カラーのメタルグレー/メタルグリーンを用意)、グローバル通信なしタイプはホワイトのみとなっています。

双方向通信だけでも充分すぎるのに、便利で使い勝手抜群の付加機能も搭載したポケトーク最新モデル。これまで以上に身近なものとなるグローバル化に、手っ取り早く対応するための必須アイテムとなりそうですね。

▲「ドラえもんEdition」

なお、今回の発売に合わせ、特別仕様の「ドラえもんEdition」(グローバル通信2年付きのみ・3万4800円/税別)も販売。別売りでドラえもんとドラミちゃんをデザインしたケース、さらにポケトークのアイデア元ともいえるどらえもんの秘密道具「ほんやくコンニャク」をイメージしたコンニャクデザインのケースも用意されています。こちらもぜひチェックしてみてください。

>> POCKETALK「POCKETALK S」

(C)Fujiko-Pro, Shogakukan, TV-Asahi, Shin-ei, and ADK

 


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(文/&GP編集部)

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