人生の大半を過ごす場所だからこそ良いモノを。迎え入れるだけで心を豊かにしてくれるデンマーク王室御用達の家具たち

▲カール・ハンセン&サン「ND52 ヴィタソファ」(51万8100円~)

名前の通り1952年に発表された「ND52 ヴィタソファ」は、ふたりの娘・ヴィタの名前が冠された特別な一品。木製のフレームの上に浮かぶように配置されたオープンシェルのソファは、シンプルでありながら確かな存在感を放ちます。それでいて背の高いバックレストやアームレストなどは人々がゆっくりと腰を下ろし、落ち着いてくつろげるような穏やかさも醸し出します。スタイリッシュさを暖かさが共存した、持ち主の心を豊かにしてくれるようなソファと言えるでしょう。

▲カール・ハンセン&サン「ND55 コーヒーテーブル」(23万1000円~)

そして「ND55 コーヒーテーブル」。こちらは1955年に発表されたものです。差し込み式の伸長板で、簡単にテーブルの長さを拡張できる機能を持ちつつも、やはりデザインは機能主義的なプロダクトと一線を画し、ただ機能を持つモノではなくユニークさを感じさせる佇まいとなっています。普段はコンパクトにサイドテーブルとして、拡張させてダイニングテーブルとしてなど見た目以上の使い勝手の良さを誇ります。

いずれも決して安い買い物ではありません。しかし、冒頭でも触れましたが、良いモノに囲まれて過ごしていると、自分自身もそれに見合った人物へと段々と変わっていくと思います。普段良いモノに囲まれている人たちが格好良いと感じるのは、単に良い家具を買うという感覚ではなく人間としての質を上げたいから買う、というマインドから来るものではないでしょうか。そしてそれが“余裕がある・豊かである”ということなのでしょう。そんな大人になりたいものです。

>> カール・ハンセン&サン

<文/手柴太一(GoodsPress Web)>

 

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