消費税ナシの買い物天国!スポーツブランドの聖地・ポートランドの歩き方

■Columbia Sportswear

Columbia Sportswearがポートランドで産声を上げたのは1938年。ドイツから移住してきたポール・ラムフロムが帽子問屋「コロンビアハットカンパニー」を始めたのがきっかけです。以降、コロンビアは街と自然が共存するポートランドの精神をすべての製品に注ぎこんでいます。そして現在ではアメリカでNo.1アウトドアブランドに成長しました。

フラッグシップストアはダウンタウンの南西側、ブロードウェイストリート沿いにあります。店内は2フロアで、1Fがメンズ、2Fがレディースになっています。定番のダウンやベストのほか、バッグやシューズも豊富。セール品も多数あります。

住所:911 SW Broadway, Portland
営業時間:9時30分~19時(月~土)、11時~18時(日)

 

■NIKE

スタンフォード大学の陸上選手だったフィル・ナイトが、オレゴン大学の陸上コーチだったビル・バウワーマンとともにオニツカタイガーの輸入販売業をスタートさせたのが、ナイキの前身。そして現在、ナイキは本社(ナイキ・ワールド・キャンパス)をポートランドの郊外に置き、直営店をポートランドのダウンタウン中心部、パイオニアコートハウススクエアのそばに構えています。

ガラス張りのドアを開けると、3階まで吹き抜けになった開放的な店内に圧倒されます。1Fはシューズをメインにディスプレイされ、吹き抜けを囲むように配置された2Fと3Fはアパレル製品が並べられていました。こちらのショップでしか手に入らない限定Tシャツをぜひチェック!

住所:638 SW 5th Ave, Portland
営業時間:10時~20時(月~土)、11時~18時(日)

 

■KEEN

“HybridLife” をスローガンに、サンダルを中心としたフットウェアブランドとして誕生したKEEN。ブランドは2003年にサンフランシスコで生まれましたが、その後2006年にポートランドのダウンタウンの北西にあるパールディストリクトに本社を移転しました。

このショップは、倉庫だった場所を改装。中はワンフロアですがかなり広く、壁に設置された回転式の棚にさまざまなシューズがディスプレイされています。店内にはドラム缶を加工した椅子や滑り台(?)が配置されていて、とてもお洒落。ショッピングはもちろん、オブジェを見に行くのも楽しい!

 

住所:505 NW 13th Ave, Portland
営業時間:10時~19時(月~土)、11時~17時(日)

 

■POLeR

POLeRは2010年にスケーターを撮影していたフォトグラファーのBenji Wangerと映像クリエーターのKhama Vellaが立ち上げたアウトドアブランド。歴史は浅いけれど他のブランドにはないキャッチーでカラフルなギアは日本でも注目度が高まっています。今年4月には、お台場のダイバーシティ東京プラザに「POLER TOKYO BAY」を日本初出店しました。

ポートランドのショップはダウンタウンの西側にひっそりとありました。ドアを開けると中もこじんまりとした作り。そこに、着たまま動ける寝袋「NAPSACK」や「THE TWO MAN TENT」、Tシャツなどがキレイにディスプレイされています。

店内はバッグやキャップが豊富。またペッパーソルトやハチミツなども置いてあるので、ポートランドのお土産を探している人にも訪れてほしいですね。店内ではスケーターがのんびりくつろいでいたりするなど、フレンドリーな雰囲気です。

住所:413 SW 10th Ave Portland
営業時間:11時~19時(月~土)、11時~18時(日)

 

■ほかにもアウトドア&スポーツブランドがたくさん!

ポートランドには、ほかにもpatagonia、Danner、nau、THE NORTH FACE、REI、さらにはモンベルやスノーピークなど日本のブランドも店舗を構えています。ほとんどの店はダウンタウンの中心部から徒歩15分圏内にあるので、一日で複数の店を回ることも可能。また、街のあちこちにレンタルサイクルがあり自転車専用レーンも整備されているので、自転車でお店を回るのも気持ちいと思います。

ひとつ注意してほしいのは、ポートランドはショップが閉店する時間が早いこと。どこも夜7時にはクローズしてしまうので、早い時間から動くようにしてください。

もしすべてのショップを回りきれなかったら……。ColumbiaとNIKEはポートランド空港内にもショップがあるので、最終日に空港店を利用するのもアリです。

 


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(取材・文/高橋 満<ブリッジマン>)

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