作家・池井戸潤インタビュー [前編]「銀行ものはこれが最後……の、つもりでした」

〈倍返し〉の決めゼリフで人気を博した「半沢直樹」シリーズ、町工場が宇宙開発や先端医療に挑む『下町ロケット』シリーズなど、読めば必ず明日への活力が湧いてくると評判の、池井戸潤さんの作品群。

新刊『アキラとあきら』は、バブル時代を背景に奮闘する若手銀行員の物語です。実はこの作品、「最後の銀行小説」になる予定だったとか? そして、読者のみならず、映像を通じて世の中の人々から今、もっとも次作を求められる作家の「書く日常」についても迫りました!

【次ページ】書き終わった時点では出来が気に食わなくて…

この記事のタイトルとURLをコピーする