『頭文字D』で人気復活!“シルエイティ”のベースとなった日産「180SX」【一代限りの名車図鑑】

【一代限りの名車図鑑①】

時代を先取りしすぎたのか、時代が追いついて来なかったのか…。モデルチェンジするのが当たり前のクルマにあって、一代限りで華々しく散っていった名車(や迷車)は数多く存在します。そんなクルマに今あらためて光を当てようという連載企画「一代限りの名車図鑑」。

第1回は、姉妹車のフルモデルチェンジの影響でマイナーチェンジを重ね続け、結局生産中止となってしまった悲運のスポーツカー、日産・180SXをピックアップ。

 

■小気味いい走りで出足は好調だった

日産 180SX(ワンエイティ エスエックス)が登場したのは、S13シルビアから1年遅れの1989年。姉妹車である両車には密接な関係があり、スポーツカーであることはもちろん、エンジンを含む多数のパーツが共用されていました。

▲当時デートカーとして絶大なる人気を誇っていたホンダ・プレリュードに対抗するカタチで登場したS13シルビア

異なるのは、トランクのある2ドアクーペのシルビアに対し、180SXは3ドアハッチバックを採用した点。またヘッドライトはシルビアが一般的な固定式、180SXはパカっと跳ね上がるリトラクタブルヘッドライトを採用していました。

当時は現在よりも遥かにスポーツカー人気が高く、5ナンバーサイズのボディにターボエンジンを搭載した小気味いい走りで、若者を中心に高い支持を集めていたS13シルビアと180SX。しかし180SXの悲運はもう間近に迫っていたのです。

【次ページ】シルビアはフルモデルチェンジしたけど…

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