円安不況時代の賢いスマホ購入 5つのポイント&注目ハイコスパスマホ5選

【&GPゆく年くる年ー2024年先取り情報】

製造コストの急騰や円安の影響により、昨年来、スマホの端末価格が上昇しています。売れ筋のミッドレンジは、かつては3〜5万円台が主流でしたが、いまや5万円超が当たり前。最先端のスペックを備えたハイエンドモデルは軒並み10万円超で、20万円前後のモデルも珍しくなくなりました。今年は「買いたい機種があったけど見送った」という人が少なくないのでは? 1台のスマホを長く使いつづける傾向はさらに強まりそうです。

購入費をできるだけ抑えて、長く使い続けられる機種を選ぶにはどうすればいいのか? この時代ならではのスマホ選びの5つのポイントを紹介します。

 

Point 1:ハイエンドに近い性能を備えた「ミドルハイ」が狙い目

スマホの性能は、大きく「ハイエンド」「ミドルクラス(ミッドレンジ)」「エントリー」に分けられます。スマホが広く普及した現在、エントリーは少数派で、ミドルクラスが増えています。中にはハイエンドに近い性能を持つ機種もあり、「ミドルハイ(ミッドハイ)」と呼ばれたりしています。

iPhoneではiPhone 15 Proが「ハイエンド」で、iPhone 15は「ミドルハイ」と認識してもいいでしょう。iPhone 15 Proが15万9800円(128GB/アップルストア価格)〜なのに対して、iPhone 15は12万4800円(128GB/アップルストア価格)〜と、3万5000円の差があります。しかし、iPhone 15も十分すぎるほど高性能で、多くの人は満足できること請け合い。

▲チタンフレームを採用し、軽量化を実現したiPhone 15 Proは15万9800円(128GB)〜23万4800円(1TB)と高額

Androidでは、各社のフラッグシップではなく、ひとつ下のモデルに値頃感があります。例えば、12月に発売されたXiaomi 13T Proは10万9800円(シャオミ公式オンラインストア価格)で、ハイエンドとしては安いですが、CPUやメモリのスペックを少し下げたミドルハイのXiaomi 13Tなら7万4800円(auオンラインショップ価格)で買えます。

▲ハイエンドもXiaomi 13T ProとミドルハイのXiaomi 13Tは同じ外観で、同じスペックを3眼カメラを搭載している

ミドルハイのスマホは、ディスプレイやカメラの性能はハイエンドと比べて遜色がないか、あってもわずか。大きさな差分はプロセッサーにありますが、ミドルハイでも基本アプリの操作には全く支障はなく、ゲームも快適にプレイできます。

 

【次ページ】次の機種変更時の下取り額も考慮に入れよう

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