2. スマホの薄型化が始まった!
中国のTECNOというメーカーは、厚さ5.75mmのスマホを出展して注目を集めていました。「TECNO SPARK Slim」というモデルで、6.78インチの大画面ディスプレイを搭載し、背面にはデュアルカメラを搭載。さらに5200mAhの大容量バッテリーも搭載しています。あくまでもコンセプトモデルとしての出展でしたが、実際に動作する状態で展示され、近いうちに商用モデルを発売する予定であることも明かしていました。
▲TECNOは世界最薄5.75mmのスマホのコンセプトモデルを出展
▲横から見ると、こんな感じ。底部にギリギリUSB-Cケーブルを挿せる
スマホの薄型化は、昨年末あたりから新しいトレンドとして話題になることが多く、1月にはサムスンが「Galaxy S25 Slim」を発表。詳細なスペックは発表されていませんが、厚さは6.4mm程度になると言われています。Galaxy S25 SlimはMWCのサムスンのブースにも展示されていましたが、端末に触れることはできませんでした。
▲サムスンは今年発売予定のGalaxy S25 Slimを展示していたが、触れることはできなかった
TECNO SPARK SlimはGalaxy S25 Slimよりも0.65mm薄く、しかも商用化が近いことをうかがわせて、サムスンのお株を奪った形です。
▲TECNO SPARK Slimはコンセプトモデルだが、2色のカラバリを用意し、すぐにでも商用化できそうな印象だった
なお、MWCに合わせてバルセロナで「OPPO AI TECH SUMMIT」というイベントを開催したOPPOは、2月に発表したばかりの折りたたみ式スマホ「OPPO Find N5」を出展。閉じた状態では8.93mmで、開くと4.21mmという薄さ。折りたたみ式スマホは重くてかさばるという先入観を持つ人が、この端末に触れたら、「これなら持ち歩ける!」と思うこと請け合いです。
▲OPPO Find N5は、折りたたんだ状態でもフツーのスマホの感覚で使える
▲開いた状態の厚さはわずか4.21mm
薄型化は “これから” ではなく、すでに始まっているトレンド。OPPO Find N5やGalaxy S25 Slimで発売されることを期待しましょう。































