ワガママを叶えてくれる受注生産型ファッションブランド『THE ME』で、ワガママすぎたオーダーシャツをつくってみた!【後編】

もし、アナタのワガママな希望を叶えてくれるアパレルブランドがあるなら?

「シャツの袖をもう少し短くしたモノがほしい!」「あの着心地の良い素材でロング丈のTシャツをつくりたい!」など、アナタのファッションへのワガママを叶えてくれる、夢のような受注生産型ファッションブランド、『THE ME(ザ・ミー)』。

東京は恵比寿にある『THE ME』のオーダー専用店舗に伺い、同ブランドのナビゲーターである工藤主税(くどう ちから)さんにブランドに関する話を訊きつつ、かなりのワガママなオーダーをした前回。

約3週間後、工藤さんより仕上がりの連絡をいただき、商品を受け取るため、お店を再訪した。

今回のワガママなオーダーに関して、改めて工藤さんにお話を訊いた後編。

■ブツを受け取って

▲今回、『酔拳2』をテーマにつくられたロングシャツ

--さて、今回のオーダーに関してですが、ジャッキー・チェンの映画『酔拳2』というムダにむずかしいテーマでお願いしてみました。個人的にはとても良い出来栄えだとおもいます。今回のオーダー、工藤さん的にこうしたからこの形がうまくできたのでは、という部分はありますか?

工藤主税(以下、工藤):それはスリットの部分だとおもいます。スリットの位置を少し上げて深くしたことで、ある程度の動きがあってもキレイなシルエットを保てるんですよ。

▲このスリットの深さによって、キレイにカンフージャケット感を出せたとのこと

それと初期のサイズ感の選択ですね。一丁目一番地のサイズを大きくすることで、ビックシルエットにもピタTにもいかようにも変えられる、だから一番最初にどのサイズにするのかが肝かなと。そして、うまくレディースのワンピースに見えないアレンジにしていくというところが重要でした。

--なるほど。

工藤:『THE ME』に関しては、極端な個性を入れずにこのくらいが全体的に支持されそうという、ベースのパターンのつくりこみを考えているんですね。だから、サンプルを着た時点で「これでいい!」と思っていただくケースがとても多いんです。着用してみていかがですか?

▲この身幅とAラインのコートみたいにしたことで、メンズ感を出せたそう

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