【小宮山雄飛 蕎麦呑みの名店】昼下がりに白金『利庵』へ。升酒で始める蕎麦前の悦楽

◾️思い出の変わらぬ味、新しい蕎麦前を楽しむ

 

小宮山雄飛 蕎麦呑みの名店 利庵

▲「出汁巻き玉子」950円(税込)

 

こちらに来たら、頼まずにいられないのが「出汁巻き玉子」。
外はしっかり、中はトロトロの焼き加減。
醤油と甘さ、どちらも少し濃いめなのが、いかにも東京らしくて美味しい。
子供の頃から大好きな一品です。

 

小宮山雄飛 蕎麦呑みの名店 利庵

「うまっ!トロトロ〜」

 

焼き鳥も蕎麦前の定番ですが、こちらのお店では通常の焼き鳥に加えて「鳥パリ」というメニューがあります。
名古屋コーチンを皮目だけパリッパリにしたもの。
皮のクリスピーな食感と、肉のジューシーさ、両方を楽しめます。

 

小宮山雄飛 蕎麦呑みの名店 利庵

▲「鳥パリ(名古屋コーチン)」1,900円(税込)

小宮山雄飛 蕎麦呑みの名店 利庵

 

◾️小腹が空いたら蕎麦を手繰る。これぞ江戸の蕎麦っ食い

 

締めの蕎麦は、これもうちの父の好物だった「天せいろう」を。
いわゆるエビの天ぷらではなく、エビのかき揚げなのが利庵流。

 

小宮山雄飛 蕎麦呑みの名店 利庵

▲「天せいろう」2,100円(税込)

小宮山雄飛 蕎麦呑みの名店 利庵

▲サクサク軽やかで揚げ玉が乗ったかき揚げが実に合う

 

かき揚げ本体はわりとしっとりしていて、上に乗った揚げ玉でサクサク感を出しているのも特徴。

 

小宮山雄飛 蕎麦呑みの名店 利庵

 

二八で打たれた細めの蕎麦は、実に瑞々しく、甘めのつゆとの相性も抜群。
お昼にしっかり食べるのもいいですが、通し営業されているので、お昼過ぎの小腹が空いた時に、さっとお蕎麦をたぐっていくというのも、いかにも江戸の蕎麦っ食いぽくていいかもです。

いつもの蕎麦呑みなら、蕎麦前をしっかり楽しんで、締めにお蕎麦を食べたら帰るのですが、こちらに来たら、もう一つの締めがあります。
それが、自家製の『わらびもち』。

 

小宮山雄飛 蕎麦呑みの名店 利庵 わらび餅

「わらびもち」600円

 

添えられた串で持ち上げるのも難しいくらい、ぷるんぷるんの食感。
適度な弾力はあれど、口の中ですっと溶けてしまうほど瑞々しく、酒呑みでも絶対最後に食べたくなる一品。
今も昔も変わらず、ゆったりとした空気の中で、美味しい料理を楽しめるお店です。

 

小宮山雄飛 蕎麦呑みの名店 利庵

利庵
住所:東京都港区白金台5丁目17−2
TEL 03-3444-1741
営業時間:11:30〜19:00
定休日:月曜・火曜

<写真/Troca Inc.(橋本真美>

 

小宮山雄飛|ホフディランのVo&Key担当。ミュージシャンの傍ら、グルメ番長として食のシーンでも活躍し、様々な雑誌やWEBサイトでの連載、レシピ開発なども行う。著書には『旨い!家カレー』『レモンライス レシピ』『小宮山雄飛 今日もひとり酒場』など。テレビ、ラジオ番組などの出演も多数。
>> ホフディランofficial サイト
>> @yuhikomiyama

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