朝の「卵」が心と体を変える!リハビリのプロが養鶏家に転身して伝える「幸せな卵」と美味しい食べ方の知恵

◾️スーパーの卵の真実は——? 知ればもっと愛おしくなる「卵の知識」

 

▲チキチータファームの卵は1個110円(税込)。販売店舗では様々な種類が入ったアソートセットで売られている

 

鈴木さんとの対話の中で見えてきた、私たちが毎日手にする卵の「真実」をいくつかご紹介します。

 

・卵のサイズは「鶏の年齢」だった

スーパーでよく選ばれるLサイズ。意外と選びがちではないでしょうか?

実はこれ、年を重ねた鶏が産んだものだそう。若々しい鶏が産むのは、小ぶりなSやMSサイズ。殻がパチンと硬く、中身がギュッと詰まっているのは、実は小さな卵の方なのです。

・黄身の色は、鶏の「好み」のあらわれ

黄身の色が濃い方が栄養価が高いと思われがちですが、実はこれ、「鶏が何を食べたか」の色。葉っぱをよく食べればレモンイエローに、かぼちゃを食べればオレンジ色に。鶏の個性がそのまま色に出るのだと思うと、一粒一粒が愛おしく感じられます。

 

◾️週末、心と体を整える「一皿」の提案

 

平飼い卵は一般的なケージ飼い卵よりもオメガ3脂肪酸、ビタミンE、ビタミンDが豊富に含まれる傾向があります。ぜひ、栄養価の高い、その雑味のないおいしい卵を味わってほしい!

そこで最後に、鈴木さんに教わった「平飼い卵」のポテンシャルを最大限に引き出す食べ方をご紹介します。

 

・シンプルな最高峰メシ「卵かけご飯」

 

 

白身のプリプリとした弾力は、健康に走り回っている証拠。「まずはシンプルに、お米本来の甘みと一緒に味わってください」。きっと、卵の弾力や味わいの差を感じるはず。タンパク質を補うなら、納豆ご飯やツナマヨご飯にオンするのもおすすめです。

・素揚げ卵の温玉ご飯

 

▲鈴木さん撮影。普段のご飯によく食べるという一品

 

卵を素揚げし、海苔やネギなどとともに、醤油やポン酢などを変えて味わう温玉ご飯。卵かけご飯の変化球ですが、食べ応えもあり、箸が止まらぬおいしさ!

 

・晩酌の相棒「ゆで卵のぬか床漬け」

 

▲糠床につけた卵(鈴木さん撮影)

 

実はこれが鈴木さんのイチオシ!半熟茹でにした卵を、殻を剥いてぬか床に6〜7時間。チーズのような濃厚な味わいに変化し、心がほっと解けるような養生おつまみが完成します。「かなり緩めの半熟卵にするともっと美味しいですよ!」(鈴木さん)。お好きなお酒とともに、ぜひ味わってみて。

 

◾️卵一個に満たされる朝を

 

迷い歩いた林芙美子が、一杯のご飯に命を繋いだように、私たちの忙しい毎日も『チキチータファーム』のような丁寧に育てられた鶏から産まれる卵一個で、ふっと満たされる瞬間があるはずです。

「卵を1日1個。25時間以上かけて作られる、命の結晶なんです」

幸せに育った鶏のエネルギーを、地域の巡りとともにいただく。 そんな小さな選択が、新生活の道のりを歩むあなたの、確かな道標になるかもしれません。

 

 

なお、『チキチータファーム』の卵は、現地はもちろん、「葉山ステーション」などの地元直売所や、こだわりのレストランでも出逢うことができます。見かけた際は、ぜひその「殻の強さ」と「命の重み」を手に取ってみてください。

 

チキチータファーム
住所:神奈川県横須賀市長坂4-20-1
TEL:080-4444-4286
営業時間:10:00〜16:00
>>オンライン販売サイト
>>@chiquititafarm

 

<文/草地麻巳 写真/猪俣博史>

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