■「ネスカフェ 原宿」にPepperや双腕ロボット「duAro」が登場
安蔵:ネスレ日本が東京・原宿で運営している「ネスカフェ 原宿」に期間限定でソフトバンクロボティクスの「Pepper」、川崎重工業の「duAro」が登場。期間限定の「ネスカフェ・Pepper・duAro おもてなし無人カフェ」をオープンしました(11月26日に終了)。
▲2017年11月16日から26日までの期間限定で「ネスカフェ・Pepper・duAro おもてなし無人カフェ」をオープンした、東京・原宿の「ネスカフェ 原宿」
奈津子:Pepperくんがお客さんのコーヒーの好みを聞くと、双椀ロボットのduAroくんが「ネスカフェ バリスタ50」を使ってコーヒーを作ってくれるというものでしたね。
▲コーヒーを入れる「ネスカフェ バリスタ50」。奥にあるのが川崎重工業の双椀ロボット「duAro」だ
▲Pepperの画面でコーヒーの好みを入力すると……
▲duAroが動いてコーヒーを入れてくれる
安蔵:そうです。ネスカフェ バリスタシリーズは展示会イベントなどの休憩スペースなどに出展されていることが多いですね。歩き回って疲れているビジネスパーソンの憩いの場になっています。
奈津子:2月に東京・虎ノ門で開催された「Pepper World 2017」でも、Pepperくんとネスカフェ バリスタが連携するというのをやっていましたね。

▲2017年2月に東京・虎ノ門で開催された「Pepper World 2017」の様子。こちらではPepperで好みを入力した後は自分でカップをセットするというものだった
安蔵:今回はそれに川崎重工業のduAroが加わることで、さらに“未来感”が増した印象でした。
奈津子:私は先日バリスタ50をいただいて約2カ月ほど愛用しているのですが、あの手軽さはなかなか魅力的です。水も「レギュラーソリュブルコーヒー」と呼ばれるコーヒー粉もタンクに入れておけるので、ボタンを押すだけで抽出してくれます。粉クリームを入れるだけでカプチーノやカフェラテも楽しめて、泡のフワフワ感と口当たりもなかなか。バリスタ50はBluetoothでスマホアプリと連携し、自分好みの入れ方を何パターンも記憶させておけるのも便利です。
安蔵:私も体験しました。味はやはり挽き立ての豆で入れたコーヒーに比べると今ひとつではありますが、「すぐに1杯飲んで落ち着きたい」というときにはかなり便利です。オフィスにもいいかもしれませんね。
奈津子:「おもてなし無人カフェ」はPepperくん1台、duAroくん1台しかないので無駄な時間がかかりますし、かなり大げさなイベントではありました(笑)。でもコーヒーのレシピをスマホアプリで調整できるという魅力は伝わった気がします。
(取材・文/安蔵靖志 奈津子)
あんぞうやすし/IT・家電ジャーナリスト、家電製品総合アドバイザー あんぞうやすし/IT・家電ジャーナリスト、家電製品総合アドバイザー
ビジネス・IT系出版社で編集記者を務めた後、フリーランスに。総合情報サイト「日経トレンディネット」、「NIKKEI STYLE」などで執筆中。近著は「予算10万円以内! 本気で原音を楽しむハイレゾオーディオ」(秀和システム)。KBCラジオを中心に全国6放送局でネットしているラジオ番組『キャイ~ンの家電ソムリエ』にも出演中。

なつこ/女優・タレント
ドラマ、CMの出演多数。「家電アドバイザー」資格を取得し“家電女優”として雑誌、webメディアなど活動のフィールドを広げて活躍中。TOKYO FM「Skyrocket Company」レギュラー出演中(火曜18時〜)。instagramは 「natsuko_kaden」、Twitter「natsuko_twins」
































