主流にあえて反旗を翻した「逆張りモデル」の魅力を考察する

モノには時代が色濃く映し出されます。デザインや機能には流行があり、多くのモノが売れ筋を取り入れながら他にはない自分たちだけのポジションを築いてファンにアピールします。

これはクルマも同じ。現在の主流は軽自動車だとハイトワゴンと呼ばれる背を高くしてスライドドアを採用したモデルが、登録車ではクロスオーバーSUVが世界的なブームになっています。軽自動車だと過去にはワゴンタイプや2シーターオープン、馬力競争を繰り広げたボンバンタイプの軽スポーツなどがありました。登録車ではSUVブームの前はミニバンブーム、その前にはRVブームやハイソカーブームなどがありましたね。

そして、多くのクルマがその時の主流を取り入れる中で、あえて流行とは真逆の流れを打ち出して新たな方向性を提示するモデルもあります。それらには一定の支持を得たものももありましたが、人々の理解を得られずひっそりと消えてしまったモデルもありました。しかし強い意志をもって世間に価値を訴えたモデルなので、後々再評価させるものも少なくありません。

そこで、それら「逆張りモデル」の魅力を考え直してみます。

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