ROUND1.地図表示
画面の大きさで圧倒的に安全なサイバー
やはり見やすいのは7型~10型と画面サイズが大きなサイバーナビのほう。スマホは6型程度が現在の主流となっている。地図デザインは100mスケール、10mスケール(Yahoo!カーナビは12m)ともにサイバーナビのほうが情報量が多く使いやすい。走行中に地図の内容を素早く読み取ることもできる。
【サイバーナビ】
▲100mスケール
▲10mスケール
誰にでも見やすいユニバーサルデザインの地図表示。色合いは地味めだが主要道路とそれ以外の道路の差がハッキリと認識できる。10mスケ ールなど市街地図の情報量の多さは特筆モノ。ほとんどの建物の形状まで確認が可能だ。
▲サイバーナビは地図とAVソース(DVDや地デジなど)の2画面表示にも対応。大画面を生かせる。
▲地図画面上部をフリックして出てくるサブメニューから地図パターンの変更が可能なサイバーナビ
【Yahoo!カーナビ】
▲100mスケール
▲12mスケール
PC向け地図と同様のデザインで、淡い色合いは洗練された印象だ。100mスケール、12mスケールともに地図上の文字が少なめで、施設はアイコンによって表示する。使用するたびに新データを取得するため地図はつねに新鮮だ。
▲Yahoo!カーナビは北固定や3D表示が可能。縦位置だと進行方向が広く見える
ROUND2.操作性
よりスムーズな動きをみせるスマホだが実用レベルでは大差なし!
どちらも静電式タッチパネルでフリックやドラッグなどの操作が可能。レスポンスはYahoo !カーナビが軽快だが実用面で差はない。手元を見ないで操作できるサイバーナビのスマートコマンダーは使い勝手◎
【サイバーナビ】
▲大きな画面はタッチパネル操作も快適。以前のモデルと比べて動きは早くなり、もたつくこともほとんどなくスムーズな動き
カロッツェリアオリジナルの「スマートコマンダー」を搭載。回す、倒す、押すという3つの操作で手元を見ずに主要なナビ、AVのコントロールが行える。画面にはスマートコマンダーの専用メニューがわかりやすく表示される。
【Yahoo!カーナビ】

操作性は使用しているスマホのハード性能に左右されるが、スマホならではのハイレスポンスでストレスのない動き。
ROUND3.ルート検索
渋滞情報や料金を考慮した6つのルートを提案するサイバーナビが◎
目的地を設定すると走行ルートを探し出すルート探索機能。サイバーナビは最大6ルート、Yahoo!カーナビは最大3ルートを提案し、どちらも通信で取得した渋滞情報を考慮。ある程度経験のあるドライバーであれば、走り慣れたルートを選びたいものだが、その点でサイバーナビは選択肢が多くていい。
しかも距離や所要時間、高速料金などの比較も一覧表で簡単にできる。Yahoo!カーナビは、おすすめ・高速優先・一般優先の3条件からしか選べず、ちょっと物足りない。
【サイバーナビ】
▲ルート探索でオススメのルートを表示。地図上で走行する道のりが確認でき、高速道路は青、一般道は緑で表示。渋滞区間のチェックもOK
▲上の画面で「6ルート地図」にタッチすると条件の異なる6つのルートを表示して比較。画面の下にはそれぞれのルートの特徴をアイコン表示する
▲ルート探索終了後の画面で「6ルートリスト」にタッチすると、ルート詳細情報を比較できる一覧表が現れる。これを使えば好みのルートを素早く探せる
【Yahoo!カーナビ】
▲ルート探索終了後には「おすすめ」ルートを表示。タブの切り替えで「高速優先」や「一般優先」のルートや関連情報を確認できる
▲ルート探索は出発日時、到着日時の指定もできる。ドライブプランの作成に便利な機能だ
▲目的地を設定した上で、中継地点の設定が行え、地点の入れ替えもできる。一般的なカーナビと同様のルート探索機能を備えているのはなかなか
▲目的地に設定した場所が観光施設等の場合にはガイドブックのような案内情報も表示する






































