■スマホの音楽をカーAVにFM電波で飛ばして車載スピーカーで楽しめる!
スマホやタブレット内にある音楽を、車内のスピーカーで大音量で流したいときに活躍するのがFMトランスミッター。スマホからFMトランスミッターまではBluetooth、FMトランスミッターからカーオーディオまではFMラジオの周波数を利用して接続する。
付加機能としてハンズフリー通話ができるマイク、スマホが充電できるUSBポート、音質を変えられるモード、曲名の表示機能などがあるが、これは自分の好みで選んでいいだろう。
Bluetoothバージョンは、高速でセキュリティも強化された4.2以降を選ぶこと。5.0は通信速度や範囲が広いものの、まだあまり普及していない。また今のFMトランスミッターは法律で以前より電波が弱くなっていることもあり、ノイズが発生することがある。
ケーブルの抜き差し、周波数の変更、向きや場所を変えるなどして調節しよう。
■音質を重視するならBluetoothよりもライン入力

スマホやカーオーディオにライン入力の端子穴があるなら、ここに直接ケーブルを差せば、ノイズが入ったり途切れたりすることを防げる。音質も、FM電波で飛ばすよりは改善されるだろう。
▼ワンセグ音声も聴ける!
エレコム
「LAT-FMBTB04WH」(実勢価格:4100円前後)

スマホやタブレット内の音楽を重低音で再生可能。USBポートは、最適な出力で最速充電できる。エンジンを切っても、最後に使用した周波数を記憶するラストメモリ機能も搭載。

USBは最大合計出力3.4A
▲最大合計出力3.4Aでスマホやタブレットを充電できるUSBポートを2つ搭載
重低音モードを搭載
▲下部に付いているボタンを押すと、力強い低音を再現する重低音モードに切り替わる
送信周波数は4chから選択
▲送信周波数は88.1、88.2、88.5、88.7の4chから選択できる
▼従来品よりノイズを低減
カーメイト
「FMトランスミッター Bluetooth USB 1.5A(SA114)」(実勢価格:4500円前後)

首振りは5段階に調節可能で、見やすい位置に向けられる。送信周波数は4つで、従来品より大幅にノイズを低減。1.5A出力のUSBポート搭載で、スマホの充電も可能。

▼音質は6種類で曲名も表示OK
カシムラ
「Bluetooth FMトランスミッター セパレート 曲名表示 AUX(KD-195)」
(実勢価格:5000円前後)

ケーブルは約2mもあり、本体のバー部分を好みの場所に設置可能。バー部分は曲名やFM周波数などを表示できる。POP/ROCKなど、音質を6種類から選べる。

▼USBポートからは急速充電が可能
Anker
「Roav Transmitter F2」(2999円)

スマホ用のアプリと接続すると、画面上で周波数の調整、車両のバッテリー状態の確認、GPSによる車両の位置確認が可能。ふたつのUSBポートは、どちらも急速充電ができる。

>> 車内スマホ快適化計画
本記事の内容はCarGoodsPress88号47ページに掲載されています
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(文/平岡祐輔 撮影/糠野伸)
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