いつものクルマで持ち運べるパドルスポーツギア【週末趣味 ソト遊び&イエ遊び】

【週末趣味 ソト遊び&イエ遊び】

これからの季節は湖畔のキャンプ場が心地いい。静水用のパックラフトやカヌー、SUPがあれば朝日に輝く湖の水上散歩から1日をスタートできる。静水用のセットは比較的安価でパドルスポーツ入門者の懐に優しいのもポイントだ。

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カヤックやSUPで早朝の湖をこぎ進む。憧れるけれど、いざはじめようと思うと置き場所は? など不安がいっぱい。おいそれと手を出しにくいイメージがあった。

ところが、近年話題のSUPやパックラフトは持ち運びも非常に簡単。組み立てにコツが必要なフォールディングカヤックですら、オルカヤックであれば初心者だってパパッとひとりで組み立てられる。湖畔のキャンプサイトであれば、サイトで準備を整え、誰の手を借りることなく道具を持ち運べ、静かに出発できるし、入門用は安定性も高い。パドルスポーツは現実的な遊びとなったのだ。

もちろん、いくら穏やかな湖であっても危険はある。ツアーを利用してパドルの持ち方やこぎ方、乗り込み方など基礎をしっかり教わっておきたい。とくにペットとのカヌーに憧れるなら、ペット対応ツアーに参加してペットが楽しめそうかを確認しておこう。

ライター 大森弘恵さん
雑誌、WEBメディア、書籍を手がけるフリーランスのライター、編集者。おもなテーマは「キャンプ、アウトドア」、「旅行」、ときどき「料理」。

 

 

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