■ワインディングから林道まで、心ゆくまで楽しめる
SUZUKI
「V-STROM 250SX」(56万9800円)

コンパクトな車体レイアウトは乗車姿勢がラクでハンドリングが良く、街中からワインディングまで軽快な走りができます

アドベンチャーモデル、Vストロームの最新モデル。エンジンとフレームは同社のロードモデル、ジクサー250と共用だが前19/後17inchのホイールに専用設計のセミブロック調タイヤを備え、未舗装路の走破性を高めている。
▲フル液晶のパネルには、ライダーに必要な情報が視認しやすいレイアウトで表示される
▲パネル左側には、暗所での使い勝手を考えた、イグニッションオンで点灯するUSBソケット装備
▲小型軽量の油冷単気筒SOHCエンジンは最大出力26PSを発揮。低回転域では粘り強いトルク感、中高回転域では心地良く吹き上がり、スムーズな加速を感じさせてくれる
▲特徴的な“口ばしデザイン”のフロントには、視認性の高い3列8個のLEDランプが配置されている
■伝統とイノベーションが融合したスクランブラー
Benelli
「LEONCINO 250」(64万9000円)

コンパクトでありながら本格的なライディングできます。ネオクラシックなデザインは、見た目でも楽しめます

1911年に創設されたイタリアの古豪バイクブランド、ベネリが送り出すコンパクトなネイキッドスポーツ。51年に発売されたモデルのオマージュで、現代技術で再構築された。水冷単気筒エンジンは最大出力19kw/9250rpm、最大トルク21Nm/8000rpm。
▲視認しやすいTFTディスプレイは、モダンで魅力的なグラフィックで情報を表示してくれる
▲Leoncinoとはイタリア語で“ライオンの仔”の意味。その象徴がフェンダーに象られている
■街乗りからツーリングまで小気味良く走れる
HONDA
「CL250」(62万1500円)

低回転域での力強さはもちろん、アクセルを開いていけば意のままに高回転域まで吹き上がる、素直なエンジン特性です

同社のレブル250のフレームをベースにしてスクランブラー化。エンジンは低回転域重視のトルク配分だが高回転域までスムーズに吹き上がる。ストロークのあるサスペンションやセミブロックタイヤなどの装備で、街中からフラットダートまで走れる。
▲ハンドルはライダーが握りやすい角度にこだわった設計。スタンディング走行も考慮されている
▲175mm径アウターレンズの中に4つの直射式LEDを配置したヘッドライトはシンプルでスタイリッシュ
▲より精悍に演出できる純正ドレスアップパーツも用意されている。アドベンチャーに近いスタイルにドレスアップし、冒険心を刺激する「Cross Style」
■レーシングマシンを彷彿させるデザインと走り
YAMAHA
「YZF-R25ABS」(69万800円)

スロットルと体重移動で軽快なリーンコントロールができるので、スポーツ性を感じながら楽しく走れます

デザインが同社のMotoGPマシンYZR-M1をイメージさせるだけでなく、走りの面でもDNAを受け継いでいる。最大出力35ps/12000rpm、最大トルク23Nm/10000rpmの水冷直列2気筒DOHCエンジンは、レスポンスが良く軽快さと扱いやすさを両立。
▲ステアリング・ジオメトリーは走行性能を高めながらもナチュラルなハンドリングになっている
▲同社はリアモノクロスサスペンションを初めて市販車にも採用したメーカー。街中からダイナミックなスポーツ走行まで幅広いシーンにスムーズに対応する
■唯一の4気筒エンジン搭載でクラス最強級の出力
KAWASAKI
「NinjaZX-25RSE」(96万2500円)

エンジン特性が高回転域寄りで、最初は戸惑う人がいるかもしれませんが、慣れるとそれが面白く、スポーティに走れます

現行では唯一並列4気筒DOHCエンジンを搭載。最大出力48ps/15500rpm、最大トルク22Nm/12500rpmのスーパースポーツ。かつて“グリーンモンスター”と呼ばれ、世界を席巻した同社の現代版250ccモデルと言ってもいい。
※2023年10月6日発売「GoodsPress」11月号48-49ページの記事をもとに構成しています
<取材・文/松尾直俊>
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