リビングタイプに置く空気清浄機の目安は部屋の2~3倍の適用畳数【空気清浄機頂上決戦!】

【空気清浄機頂上決戦!】

家族がいる人であれば、家の中で最も広いのがリビング。人の出入りも多く、長い時間を過ごすので、意外と空気が汚れやすい。そんな場所には、適用畳数が多くパワフルな能力を持った機種を設置しよう。

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戸建て、マンションを問わず、家の中で一番床面積が広く、家族が集まって過ごす時間も長いリビング。また、最近の日本家屋は、リビング・ダイニングとして設計されていることが多いので、調理の匂いがこもりやすい。ゆえに、常に空間をきれいにしておきたい。

「当然ですが、適応畳数が広い大型を使いましょう。適応畳数は設置する部屋の2~3倍が目安です。それにパワフルでも、運転音が静かなモデルを選ぶと良いですよ」と田中さん。

設置場所で重要なのは、機種によって異なる吹き出し口の位置。前面からなら部屋全体に気流が生まれるよう背面と壁、カーテンなどとの間隔は30cm程度離して壁際に。そうすると吸込みと吹き出しの気流を阻害しないので効率的に空気が循環して、清浄機本来の性能を発揮してくれる。上部なら部屋の真ん中に置くと空気を効率的に攪拌できる。

また、人によって消臭やハウスダスト、ウイルス、除菌など重点的に除去したいものは違うはず。

機種を選ぶ際には、自分の目的に合った性能を備えているかチェックすることも大切。冬の乾燥が気になるのであれば、加湿機能も備えた“二刀流モデル”を選べば、別途に加湿器を使う必要もなくなる。

 

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