1. 街からワインディングへ、そして未舗装路も走れる
SUZUKI
「V-STROM 250S」(56万9800円)
伝統の油冷エンジンは全域で力強く扱いやすい。クラスを超えたクルージング性能と積載力で、快適に長旅ができます(青木さん)

エンジンとフレームは同社のロードモデル、ジクサー250と共用だが、こちらは前19/後17inchのホイールに専用設計のセミブロック調タイヤを備え、未舗装路の走破性を高めたアドベンチャーモデルになっている。

▲パネルはフル液晶で、走行中にライダーが必要とする情報が視認しやすいレイアウトで表示される
▲イグニッションオンで点灯するUSBソケットをパネル左側に装備。スマホを充電したりすることが可能
▲純正の容量27Lのトップケース(1万9800円)を取り付ければ、荷物がたくさん積めてツーリングに役立つ
▲油冷単気筒SOHCエンジンは小型軽量。最高出力26PSを発揮。低回転域では粘り強いトルク感とスムーズな加速を感じさせてくれる
2. カワサキの伝統Wシリーズの血統を継ぐレトロスポーツ
KAWASAKI
「W230」(価格未定)
トコトコ味わい深い空冷単気筒エンジンは新型KLX230譲りでも、冷却フィンを拡大し専用カバーで旧車感満点!(青木さん)

Japan Mobility show 2023で公開された発売予定モデル。ダブルクレードルフレームに空冷単気筒SOHCエンジンを搭載と、昔ながらのバイクの構成。スピードだけでなく、“鉄馬”に乗っているという実感が味わえる。

▲丸型2連メーターに丸ライト、スピークホイールと、ネオレトロ感のあるネイキッドモデルに仕上がっている
3. 小気味良い鼓動を感じながら旅ができるスクランブラー
HONDA
「CL250」(62万1500円)
アップマフラーが心地良いハスキーサウンドを奏でます。前輪19インチは悪路に強く、ダートもヘッチャラ!(青木さん)

エンジンは低回転重視のトルク配分だが高回転域までストレスなく吹き上がる。ストロークのあるサスペンションやセミブロックタイヤ、ワイドなハンドルバーなど街中からフラットダートまで楽しめる。

▲ハンドルはライダーが握りやすい角度にこだわった設計なので、ゆったりとした姿勢で長時間走れる
▲トップボックスやバッグなど、豊富な積載用の純正アクセサリーが用意されているので、長旅にも備えられる
4. 心地良いレスポンスのエンジンとやかなハンドリング
YAMAHA
「YZF-R25 ABS」(69万800円)
日常の扱いやすさとワインディングでの高性能を両立。クイックシフター搭載で疲労も低減してくれます(青木さん)

最大出力35ps/12000rpm、最大トルク23Nm/10000rpmの水冷直列2気筒DOHCエンジンは、レスポンスが良く軽快さと扱いやすさを両立。同社のMotoGPマシンYZR-M1をイメージさせるデザインと共に走りでもDNAを受け継いでいる。

▲リアのモノクロスサスペンションシステムは、街中からワインディングでのスポーツ走行まで幅広いシーンに的確に対応して、スムーズで心地良い走行感を感じさせてくれる
▲走行性能を高めながらもナチュラルなハンドリングになるステアリング・ジオメトリーになっている
5. 力強い走りをタフで洗練されたデザイン
HONDA
「ADV160」(47万3000円)
高速も走れる軽二輪スクーターのアドベンチャース タイル! 23年に160cc化してトラコン搭載。乗り心地も向上!(青木さん)

優れた環境性能と街中から高速度域まで扱いやすい出力特性を両立させた「eSP+」エンジンを搭載。アクティブさを感じさせるアドベンチャースタイルと相まって、ダイナミックな走りを感じさせてくれる。

▲テーパーバーハンドルは、幅広でありながら高剛性でリジットマウント式。俊敏なコントロールが可能だ
▲「eSP+」は実用性の高い出力特性と優れた4バルブ機構やフリクション低減に貢献する技術により、高い環境性能と出力を両立したスクーター用エンジン。扱いやすく、乗って楽しい
※2024年2月6日発売「GoodsPress」3月号46-47ページの記事をもとに構成しています
<取材・文/松尾直俊>
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