大人の装いに似合う、クラシカルな薄型シンプル時計5選【GoodsPress Award 2024】

【GoodsPress Award 2024】
ービジカジ部門 時計ー

<大賞>

■しなやかなフォルムから感じる時計作りへのこだわり

セイコー
「プレザージュ クラシックシリーズ SARJ007」(15万4000円)

日本の時計会社が、日本の伝統文化、そして自分たちの時計作りの伝統と独自技術を大切にして企画・開発・製造。ケースの優しいフォルム、派手さを抑えた、落ち着きのある「日本の伝統色」を使った文字盤が素晴らしい(渋谷さん)

日本の工芸品のような美をしなやかにまとう新シリーズとして、2024年デビュー。華飾を削ぎ落したしなやかなフォルムのケースで、ケースや針が柔らかな曲面を描いているのが特徴。ブレスレットは1970年代に多く見られた多列ブレスレットを採用している。

▲スタイルに馴染むミニマルルック。肌に接する面積を減らすことで、快適な着け心地となっている

▲インダイヤルがない、よりシンプルな3針モデルも展開。ケースサイズは同じで3時の位置にデイト表示が入る

▲こちらは文字盤が黒のモデル。グッと引き締まった表情でスーツにも休日のオフスタイルにもハマる

<原点回帰賞>

■シチズンが刻んできた100年間の結晶

シチズン
「『CITIZEN』ブランド時計 100周年記念 懐中時計」(110万円)

最先端技術を誇るシチズンが、手巻きの懐中時計という原点を振り返って作った入魂の1作。シンプルですがムーブメントから文字盤、提げ紐まであらゆる部分に熱い情熱を感じます(渋谷さん)

“CITIZEN”を冠した懐中時計を発売してから100年を記念した1本。時計本来の美しさを伝えるクラシカルなデザインで、平均日差-3~+5秒という高精度を実現。生産数は世界限定100個と非常にプレミアム! ただし予約、販売ともに既に終了。

▲この懐中時計のために高精度手巻きムーブメントを開発。そのムーブメントがのぞくシースルーバック

<高級時計賞>

■ブラックベイ 58初のGMT搭載モデル

チューダー
「ブラックベイ 58 GMT Ref.M7939G1A0NRU-0001」(64万3500円)

時計好きのツボを抑えたネオ・クラシックなデザインで時計のプロも絶賛のチューダー。この新作は最新のGMT機構でしかも高精度で超耐磁性という、歴代チューダーの中でも別格!(渋谷さん)

2018年の初登場以来、ブランドの人気モデルとなっている本作から、初のGMT搭載モデルが登場。39mmのステンレススチール製ケースで、ブラック×バーガンディのベゼルと、ゴールドのアクセントから高級感が溢れる。

▲ブラッシュド仕上げのダイヤルが繊細な輝きを放ち、リューズにはチューダーローズのレリーフが刻まれる

<アニバーサリー G-SHOCK賞>

■50周年記念のフルメタルクロノグラフ

カシオ
「GMC-B2100ZE-1AJR」(12万1000円)

“タフウォッチ”というジャンルを開拓したG-SHOCKの50周年記念モデルは、「0から1」を生み出すものづくりの精神を表現した黒とゴールドを使い、これ以上ない精悍なテイスト(渋谷さん)

カシオウオッチ50周年記念シリーズでリリースされた1本。タフな印象はそのまま、スリムで高機能なモジュールを搭載して薄型化を実現。Bluetoothでスマートフォンと連携するなど、最新技術が注ぎ込まれている。

▲カシオウオッチの50周年を記念した特別仕様の裏盤。ケースもスペシャル仕様のエコケースになっている

<ネオ・ヴィンテージ賞>

■今の技術で蘇る“古き良き”時計

レイモンド ウェイル
「ミレジム スモールセコンド」(34万1000円)

静かなブームになっている“古き良き”時計のスタイルを最新の技術で現代に甦らせたネオ・ヴィンテージ ウォッチの発火点といわれるモデル。価格を超えた作り込みを知ってほしいです(渋谷さん)

1930年代に流行したセクターダイヤルやボックス型などの古典的ディティールを、現代の技術・素材・トレンドを交えて表現。見た目はクラシックでも、直径39.5mmケース、5気圧防水などのスペックが今使うのにちょうど良い。

▲時・分・秒の目盛りを異なるトラックに表示するセクターダイヤル。中央部と外周でダイヤルの仕上げを変え、視認性も向上

>> 特集【GoodsPress Award 2024】

※2024年12月6日発売「GoodsPress」1月-2号合併号56-57ページの記事をもとに構成しています

<取材・文/NOHOHON-PRODUCTION>

 

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