機能もデザインも多彩で最先端が魅力! ジャパンブランドウォッチ5本【マスターピースウオッチカタログ】

【マスターピースウオッチカタログ】

ハイクオリティな機能に豊富なデザイン、それでいて価格も魅力的なのが国産腕時計。20~30万円台のモデルとなれば、海外製の腕時計にはない先進機能や、さらに高価な60~70万円以上の海外モデルと同等以上の品質が手に入ることも珍しくない。我らが国産ウォッチの魅力が詰まった傑作をご覧あれ!

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時計王国スイスの腕時計と比較したとき、ジャパンブランドウォッチの魅力は何か。それは1990年代以降、「時を知る道具」というよりも、思わず所有したくなる美術工芸品、趣味の道具、持っているだけで満足できるラグジュアリーアイテムとしての魅力を追求してきたスイス製ウォッチにはない、最先端の多彩な機能にある。

さらに言えば、少し頑張れば手の届く価格で、そんな最新機能や世界初の機能が手に入ることも魅力のひとつ。ケースや文字盤、ブレスレットの価格を考えれば「まさか!」と思えるほどの作り込みと高品質のものが多く、海外製ならそうはいかない。

加えてこれまではアイコン性、つまり存在感がいまひとつだったデザイン面も、ひと目で日本製のあのモデルだとわかる個性的なデザインのモデルが近年増えているのも良い傾向。それでいてメンテナンスの費用も高くない。だから変に「気張らず」に、日本車のように長く安心して使い続けることができる。

今回紹介しているセイコーの「プロスペックス」「アストロン」も、シチズンの「カンパノラ」も、オリエントの「バンビーノ」も、どれもこの条件を充分に満たしている。ぜひこれらのモデルを参考に、この冬買いたい1本を探してみて欲しい!

時計&モノジャーナリスト 渋谷ヤスヒト
時計&モノジャーナリスト、編集者。元本誌副編集長。腕時計をメインに30年以上世界中で取材を続ける。PCやスマートフォンなどのデジタル機器、クルマ、ファションアイテムにも詳しい

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