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「こんなギアが欲しい」と思いはするものの、なかなか好みにズバリなギアには出会えない。それならいっそ、自分で作ってしまえばいいのでは!? ここではギアの自作を楽しむムーブメント「MYOG」の楽しみ方とその魅力について、実際にワークショップも開催している「A&Fカントリー」に取材した!
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近年のアウトドアブームでは大手ブランドだけでなく、多くの企業が参入した。その中で人気となったのがガレージブランド。作り手の多くがアウトドアフリークだったことから、「こんなの欲しかった!」とハイカーやキャンパーの支持を得たのだ。
それでもオーダーメイドではない以上、やはり「完全な自分好み」とはいかないのも事実。そこで今注目をジワジワと浴びているのが「MYOG」だ。そのルーツについてA&Fカントリーの永井さんはこう語る。

「もともとはアメリカのロングトレイルハイカーが発祥です。自分たちで欲しいギアを作ったり修理をしたりが一般的なので、向こうのアウトドアショップには自由に使えるミシンを置いているところも多いそう。そのカルチャーに弊社代表も感銘を受け、当店でもここで店舗で販売しているようなバックパックを作れることを目標にワークスペースや売り場を設置しています」
実際に販売しているカバンと同じ生地やパーツも販売しており、材料的にはほぼ作れてしまうというから驚きだ。今あるギアに不満があるならいっそ自分で作ってしまうのもアリかもしれない。気になる人はぜひトライしてみてほしい!
A&Fカントリー 渋谷スクランブルスクエア店 永井さん
アパレルメーカー、飲食業などを経て現職に。自身も釣りなどを楽しんでおり、服飾系の知識とアウトドア経験を活かしたアドバイスがもらえる
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