――このフタテーブルの上にコンテナを置くのもいいですよね。実際キャンプサイトでは、ラックを用意して、その上にコンテナを置いている人もよく見かけます。でもそうすると耐荷重の問題が出てくるんでしょうか。

広瀬:耐久性については用途次第でガチガチのスチール素材じゃなくてもいけそうな気もしますね。耐久性重視しすぎて逆に重くなってしまってもダメでしょうし。
板倉:僕も樹脂でいいと思ってるんですけどね。そんなに重いもの乗せない仕様でね。
広瀬:やっぱり普段からキャンプで実際に使っている方ならではのアイデアですよね。自分もそっちのほうがイイって思いました。
板倉:これ、いい線行ったんじゃないですか? 特許取りましょう、ほかのメーカーに真似される前に!

――もう誌面でアイデア公開しちゃいますからね(笑)。特許取得が実現するのかはさておき、期待や夢が膨らむお話でした! ありがとうございました!
Q. フタに脚がついていて、テーブルとしても使えるコンテナって作れませんか?

以前から温めていたと言うアイデアについて楽しげに談義を交わす。フタに付属する脚はどんな形状がいいのか、その長さや素材は、など「フレキシブルカーゴ」を使いながら身振り手振りでシミュレーション。新しいギアの可能性を前に、自然と話に熱が入る!

A. 板倉さんのアイデアを聞いて、自分も「あ、そっちの方がいいな」って率直に思いました。確かにコンテナのフタをどこに置くか、みたいなちょっとしたイライラ問題は絶対にある。自分もこの商品が発売されたら欲しいです!
Q. このカッコいい「オリーブドラブ」カラーのゴミ袋があったら良いのに。
A. ゴミ袋にも使うとなると、市区町村によって色の規定とか指定なんかがあるかもしれないですね。その場合は、ちょっと半透明にしたオリーブ調の色とかならひょっとしたらできるかもしれないです。研究してみます!
Q. 断熱材入りで木目調、しかもパコンって取り付けられる窓用シェードってないですか?
A. それはちょうど今開発しようと思っていました。「GORDON MILLERハイエース」の窓トリムは鉄なので、マグネットでパチンと留められるんですよ。ただ板倉さんの場合は樹脂製の純正パーツなので、加工が必要かもしれませんね。
■コンテナは3Dプリンターで作ろうかと思っていたほどのギア!

フタに脚のついたコンテナはずっと考えていたやつ。だから本当に欲しいんですよ、あのコンテナ。あとはちゃんとしたフタを付けちゃうと、マックフライポテト状にコンテナからギアをはみ出して入れられなくなるっていう欠点はありますけどね。まだ考えたいところが多くてキリがないですね。
■キャンパーにとっては定番的存在!? GORDON MILLERの傑作コンテナ
GORDON MILLER
「フレキシブルカーゴ 18L」(各1890円)

防水性の高い軟質PE素材を使用した収納ボックス。定番の「スタッキング トランクカーゴ 50L」に2つ並べて収納できるよう設計。単体での使用はもちろん、「トランクカーゴ 50L」と組み合わせてギアごとに仕分けするのもおすすめ。
GORDON MILLER
「スタッキング トランクカーゴ 50L」(各5100円)

キャンプやガレージなど、シーンを問わず使いやすい大容量ボックス。その名の通りスタッキング(積み重ね)しやすい平らな天面が特徴で、荷締めしやすいようベルトガイドも設けられている。耐荷重は100kgなので座ることも可能。
※2025年2月6日発売「GoodsPress」3月号122-123ページの記事をもとに構成しています
<写真/湯浅立志(Y2) 取材・文/編集部>
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