ハマればそこはディープな世界。今年初めたい“趣味沼”入門【コーヒー編】

【ハマればそこはディープな世界。今年初めたい“趣味沼”入門 コーヒー編】

年も明け、何かに挑戦する絶好のタイミング到来! そこでオススメなのが新たな趣味の開拓である。必要な道具を揃えて、知識を吸収し、実践することで新たな楽しみとともに広がる世界。ハマれば抜けられなくなること必至。どこまでも広く深い“趣味沼”がアナタを待っている…。

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同じ量の豆を同じ温度で同じ時間焙煎して、同じ量のお湯を注いで抽出すれば論理上は毎回同じ味になる…はずが、そう簡単ではない。だからこそコーヒーに魅了される人は多く、&GP・澤村編集長もそのひとり。

「趣味として本格的に勉強するようになったキッカケは18年前。コーノ式珈琲塾という私塾に入門し、そこで抽出方法や焙煎の仕方を学びました」

そう聞いて、さぞやこだわっているはずと見せてもらった道具の種類の多さにも驚かされたが、これでもほんの一部。初心者にはハードルが高そうだ。

「いいえ、ドリッパーさえあれば抽出はできますよ。ただし“より美味しく”淹れるならばミルはマスト。コーヒーは挽きたての方が香りも立ちますので、より風味を楽しめます。そこからポット、スケール、温度計と揃えていけばOK!」

その先を目指すかどうかは、焙煎にまで足を踏み入れるかどうかが大きいという。

「さまざまな産地の生豆を自分好みの焙煎に仕上げられますしね。とはいえ、どう楽しむかは人それぞれ。答えがないのがコーヒーの良さなので」

浅くも深くも楽しめるコーヒーという名の漆黒の液体は、まさに底の見えない沼のようだ。

『&GP』編集長 澤村尚徳
月刊『GoodsPress』の編集長を経て、『&GP』の編集長に。 趣味は旅行、キャンプ、コーヒー焙煎ほか多岐に渡る。捨てられない性格で、部屋にはモノが溢れている

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