<育てる>
■盆栽
2000年以上の歴史がある盆栽。老後の楽しみと思うかもしれないが、それは偏見。実は若いうちから始めたほうが満喫できる趣味。盆栽漫画を連載中の火事屋さんに魅力を聞いた。
<火事屋さんSELECT お気に入り盆栽5選>
1. キレイな葉と幹のうねりを見て楽しむ

一番お気に入りだという杜松(トショウ)は盆栽の定番樹種のひとつ。「幹のうねりがお気に入り。やっぱり見て楽しむために育てるものですからね。暖かくなると葉がキレイになっていくので、その変化も見るのも楽しみです」
2. 10年以上前から手をかけ、育てあげてきたグァバ

10年以上育て続けているイエローストロベリーグァバ。幹のひねりは針金を付けて時間をかけて作り上げており、これも盆栽の楽しみのひとつ。「ちゃんと普通に果樹サイズの実ができて食べられます。美味しいですよ」
3. 強くて枯れにくい真柏。ファースト盆栽にオススメ

盆栽初心者にもオススメだという真柏(シンパク)は、幹に針金をかけて育成中。「自然界の厳しい所に生えているので生命力が強く、枯れにくいのが特徴。弱い木はギュウギュウに固めると枯れますが、真柏は耐えてくれます」
4. 挿し木をして育てたアイビーの盆栽。好きな草木を盆栽に

「フラワーアレンジメントの中に入っていたものを挿し木して盆栽にしました」というアイビー。身近な草花を盆栽として育てていく楽しみ方もあるそう。冬なので葉の色に少し元気はないが、夏にはキレイな葉の色を楽しめる。
5. 盆栽にハマったら変わり種も。アレンジいろいろ竹の盆栽

何も知らない盆栽初心者から見ると「こんなのもあるの?」となるこちらは竹。サイズ感も他の盆栽より少し大きく、男心をくすぐる見た目。このような大きめの盆栽は、プラモデルなどと組み合わせて飾る楽しみ方もある。
<盆栽ライフで必要不可欠 MY盆栽ツール>
■最初は手軽に揃うものだけでOK。ハマったら時間をかけて揃えよう


ハサミ、ピンセット、ペンチなどがズラリと並ぶ火事屋さんの盆栽ツール。ただし、始める際はここまで揃える必要はないそう。「ホームセンターの園芸用品でも十分ですし、身の回りのもので代用できます。道具は段階的に揃えれば問題ないです」
>> 特集【ハマればそこはディープな世界_今年初めたい趣味沼入門】
※2025年2月6日発売「GoodsPress」3月号112-113ページの記事をもとに構成しています
<取材・文/NOHOHON PRODUCTION 写真/河田浩明>
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