<遊ぶ>
■ボードゲーム
近年、ここ日本でもプレイ人口が急増している「ボードゲーム」。その多くが複数人で遊ぶことを前提として作られているため、コミュニケーションのきっかけとしても有効だ。
■困難な状況下を連携で乗り切るドキドキの緊張感
すごろくや
「スカイチーム」(4620円)

互いの状況を推測しながら協力して目標達成を目指すのですが、ひと筋縄ではいかない難しさ。ロマンに溢れたテーマも人気の要因(萩野谷さん)
機長と副操縦士に分かれ、サイコロを振った結果を暗黙の連携で交互に飛行機の各パラメータに割り当てつつ、機体を無事に着陸させることを目指す。2024年、最も注目されたボードゲームのひとつ。ふたり用・所要時間20分。


■未開の島で開拓レベルを競い合う戦略性がカギ
GP
「カタン」(4620円)

臨機応変な開拓方針の戦略性、交渉によって資材確保していく駆け引き、じっくり遊ぶツボを押さえており濃密な60分が楽しめます(萩野谷さん)
5種類の資材を産出や交渉による交換で集めながら組み合わせて拠点を拡大し、開拓レベルを競う。ドイツでもっとも権威と影響力のあるSdJボードゲーム賞の大賞を1995年に受賞した名作だ。3~4人用・所用時間60分。

■漂着した無人島からの生還を目指すサバイバルゲーム
すごろくや
「ヘルパゴス」(2970円)

大人数でワイワイ盛り上がるならコレ。パニックホラーさながらの展開で、毎回遊ぶたびに巻き起こる波乱万丈のドラマに大爆笑必至(萩野谷さん)
水や食料を集めたりとみんなで奮闘する中で、徐々に枯渇していく資源に乱されるチームワーク。各自どうにか自分だけは生き延びようと画策し、裏切りあり友情ありのサバイバルが幕を開ける。3~12人用・所要時間20分。


>> 特集【ハマればそこはディープな世界_今年初めたい趣味沼入門】
※2025年2月6日発売「GoodsPress」3月号118ページの記事をもとに構成しています
<取材・文/NOHOHON PRODUCTION>
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