SPECIAL INTERVIEW「中村正人(DREAMS COME TRUE)」【「この春使える」旅モノ銘品&良品】

■「シアター自体を言わば、渋谷の“グッズ”にしたい。それがどんな機能を持つ装置に発展していくかを僕自身も今から楽しみにしてるんです」

ーー手つかずなぶん、ポテンシャル。伸びしろも感じます。

中村 そうですね。だから、今回の『Page30』をたくさんの人に届けると同時にシアター自体を文字通りにいろんな人の「夢を叶える」場所にもしていきたい。「寄り添う」なんていうと口幅ったいけれど、皆さんから多くのものをいただいてきたぶん、これからは僕らがそれを返す番だとも思います。

ーー用途を限定しない多目的スペース。まさにトレンドの発信地・渋谷にぴったりです。

中村 どんな機能を持った装置になっていくかは、今から僕もすごく楽しみ。シアター自体を、渋谷っていう街の“グッズ”にしていけたら嬉しいですね。

ーーちなみに中村さんは渋谷にキャンパスのある青山学院大学のご出身。若い頃からやはり流行には敏感なほうでした?

中村 詳しくはないですが、スニーカーや時計などは今も大好きです。それこそ昔は下北沢のガード下でサイズの合わないナイキを買ったりね。『G-SHOCK』がブームだった頃は、ロンドン中のお店を回ってそこで何年もホコリを被っていたような代物を買い漁ったりしたこともある。オーディオファンでもあったから、中学生の頃から毎週のように秋葉原にも通っていましたしね。

ーーとなると、「GoodsPress」を手に取っていただいたことも?

中村 もちろんあります。一時期競合誌で連載をやっていたこともあるくらい“家電アーティスト”でもあったから(笑)。

ーーモノにまつわるお話もあらためてぜひ聞きたいです。今回はありがとうございました。

<中村さんの“旅”に欠かせないガジェットはコレ!!>

パナソニック
「高周波治療器 コリコランワイド EW-RA550」(実勢価格:3万9000円前後)

吉田美和さんから「これ、いいよ」とプレゼントされて以来、気に入って愛用中。体力勝負のコンサートツアーなどにも欠かせないリカバリアイテムに。

■渋谷 ドリカム シアター

奥渋エリアでレストラン『sumile TOKYO』も手がけるドリカムだけに、シアターの周囲には気軽に飲食が楽しめるフードエリアも併設。一般的な劇場とはまた違った“非日常”のエンタメ体験が味わえる。

■『Page30』

▲(C)DCTentertainment 4月11日(金)より渋谷 ドリカム シアターほか全国映画館で公開

とある舞台公演のために集められた、年齢もキャリアもバラバラな4人の女優たちの濃密な4日間を描く新感覚セミドキュメンタリー。原案・監督を奇才・堤幸彦監督。劇伴を世界的ピアニスト・上原ひろみがそれぞれ務める。女優陣(唐田えりか・林田麻里・広山詞葉・MAAKIII)の鬼気迫る演技合戦は、さながら密室ミステリのような緊迫感!!

>> 特集【「この春使える」旅モノ銘品&良品】

※2025年4月4日発売「GoodsPress」5月号76-77ページの記事をもとに構成しています

<取材・文/鈴木長月 撮影/熊代紀章>

 

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