【“旬モノ”BEST BUY大捜査】
カメラ性能の進化や利便性からスマホに押されがちだったが、ここに来てコンデジ回帰の動きが顕著だ。特に注目は10万円超の高級モデル。一芸に秀でた高性能コンデジはまさに“買い”だ!
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このところ「高級コンデジ」とセグメントされるデジタルカメラが面白い。主義主張が明確で性能的に一芸に秀でた、いわゆる尖ったカメラが幅を利かせているからだ。
APS-Cサイズや4/3インチなど大型イメージセンサーの搭載をはじめ、高性能な単焦点レンズや驚くほどの倍率のズームレンズを備えるもの、本格的な動画撮影機能に特化したモデルなど実に多彩。これまでの単に作りが良く、高画質な画像が得られるということに加え、ユーザーニーズやパーパスにより寄り添った選択を可能としている。
強力なライバルであるスマホを突き放さんと進化する高級コンデジワールドは今後も注目だ。
写真家 大浦タケシ
宮崎県都城市生まれ。大学卒業後、雑誌カメラマン、デザイン企画会社を経てフォトグラファーとして独立。以後、カメラ誌および一般誌、Web媒体、セミナーなど多方面で活動を行う。都城市公認「みやこんじょ大使」
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