【GoodsPress 上半期 AWARD 2025】
寝たはずなのに朝、疲れが取れていない、昼間に眠くなる…。そんな悩みの原因は寝具にあるかもしれない。睡眠環境を改善してくれる最新スリープギアを専門家に聞いた。
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良質な睡眠を実現する寝具はどんな観点で選べばいいのだろうか。
「寝具は“眠る時間”ではなく“回復する時間”をどう設計するかという視点で選ぶ時代に入っています」と小林さん。「自分の体に合った“設計思想”を選び取ることが睡眠を変える最短ルートです」
人の体や睡眠は十人十色。体型や体重、寝姿勢などのさまざまな条件によって求める寝具の構造は異なってくる。
「マットレスは体重が軽い人は沈み込みが少ない柔らかめ、重い人は腰の落ち込みを防ぐ高反発が向いています」
意外と見落とされがちなのが枕とマットレスの連動だ。柔らかいマットレスだと体が沈み込むぶん、必要な枕の高さも変わる。組み合わせを工夫して自分の体に最適化する視点が重要だ。
寝具は個人の“睡眠課題を解決するギア”へと進化を遂げている。そんな観点で選ぼう。
眠りとお風呂の専門家
小林麻利子さん
睡眠改善インストラクター、公認心理師とし4000人以上の不眠を指導。テレビ等のメディアでも活躍。著書7冊
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