思い立った時に用意しておこう。緊急時にさっと持ち出すエマージェンシーバッグ 5選

毎年防災意識が高まる9月1日「防災の日」。関東大震災が発生した日であることや、台風シーズンが本格化する時期のため、地震や水害などへの心構えや対策の重要性を育むために制定された日です。また同日から1週間は「防災週間」として、さまざまな訓練やイベントが行われます。学校や職場での防災訓練など、参加した経験があるのでは。日頃から備えておけば、いざ発生した際に自然と体が動くもの。“慣れておく・準備しておく”ことって、避難時に非常に大事なことですよね。

被災直後、最優先すべきは身の安全。といいつつも、できれば避難に必要なアイテムも持ち出せたら…。とはいえ、急な災害時にあれこれバッグに詰めるのは時間がかかるうえ、身に危険が迫ります。ならば、サッと持ち出せる防災向けバッグを事前に用意しておくのはいかがでしょう。

今回は、椅子として休憩に使えたり、長時間背負っても負担の少ない仕様のモノ、そして緊急時に目立つカラーやスーツケースも兼ねるフェーズフリーなアイテムまで5アイテムをご紹介。地震に台風、突然の天災といやが応にも非常時を想定せざるえない昨今。「防災の日」だからこそ、被災時の備蓄用品や持ち出しアイテムなどを改めて確認してみはいかがでしょうか。

1. 防災特化のコラボモデルは被災時に使える機能がてんこ盛り

エース
「ace. テオフィールド HS」 (4万6200円)

バッグメーカー・エースと防災用品ブランドを展開するサイボウとの共同開発モデル。ボディはシックなグレー、開くと内側はエマージェンシーオレンジです。防災用品をまとめておける専用インナーケースと、リフレクター付きの吊り下げポーチが付属。ポーチはスーツケースの前面に取り付け可能で夜間移動時にはリフレクターとしても使えるスグレモノ。着脱式ハーネスで背負うこともできますよ。

大型Φ60双輪キャスター採用で悪路でも安心。サイドフックや、ライトなどが吊るせるデイジーチェーンも装備といたれりつくせりです。なお、エキスパンダブル機能で32→38Lに容量も増やせます。被災時や備蓄保管用に加え、もちろん旅やアウトドアではスーツケースとしても活躍する、日常に自然な形で“備え”を取り入れられる1品です。

>> エース

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