【大賞】
革のコシと柔らかさを活かす職人技の結晶
ガンゾ
「N POLO トートバッグ」(17万6000円)

革にこだわっているブランドだからこそ表現できる質感です。良い革は経年変化も楽しみのひとつ。育てがいもあるので、自分だけのワンオフに変身させてあげて下さい(スタイリスト添田さん)
床に置いても形が崩れず、自立するのが良いですね。まさに、“360°美しいバッグ”とはこのこと。カラーは定番のブラックも良いですが、新鮮なグレーも捨てがたい!(&GP編集部若澤さん)
ふっくらと弾力のある素材を活かし、手間のかかる返し縫いで仕立てたトートバッグ。肩掛けしやすい長めのハンドルや、底板まで行き届いた作り込みはまさに職人技。旅行にも使える大きさで、実用性も兼ねる逸品だ。サイズ:W41.0×H29.5×D18.0cm
▲欧州産の上質な牛革から繊維の高い部位のみを厳選。丁寧な染色と一日以上の揉み込み加工で、豊かな風合いと強さを引き出している
▲グレーはGANZOでも希少なカラーのひとつ。落ち着きと華やかさを兼ね備え、ブラックとはまた違う雰囲気を楽しめる
【ネオクラシック賞】
異素材で魅せる“ミリトラ”の共演
BRIEFING×Brooks Brothers
「BRIEFING BB UTILITY HELMET BAG」(11万6000円)

3種類のナイロンを組み合わせた独特のクレイジーパターンが最大の魅力。 無骨さと上品さを同居させ、オンにもオフにも映える完成度の高いバッグだといえるでしょう(スタイリスト平さん)
17年前に登場したモデルをベースに、PCスリーブで実用性を強化。3WAY仕様やサイズ調整を経て、都会のライフスタイルに合うヘルメットバッグへと進化した。完売間近ゆえ、気になる人は早めのチェックをおすすめする。サイズ:W40.5×H41.5×D7cm
▲バリスティック、コーデュラ、リップストップの3種ナイロンを組み合わせ、質感の違いが際立つクレイジーパターンに仕上げた
▲両者の共通項「アメリカ」を基に、ミリタリーとアメトラを融合。“FUN SHIRT”のように長く愛されるバッグが完成した
【デイリーラグジュアリー賞】
見慣れたフォルムに宿るRIMOWAならではの品格
RIMOWA
「グルーヴ コレクション ショッピングバック」(32万3400円)

一見シンプルなフォルムだけど、上質なレザーとさりげないロゴが漂わせる格上感はさすが。 細部の作り込みや使い勝手の良さからも、RIMOWAらしさが伝わってきますね(スタイリスト平さん)
グルーヴ コレクションは、ブランドの象徴でもあるグルーヴを繊細に描き直し、より洗練された表情を生み出したシリーズ。上質なイタリアンレザーを採用し、美しさに加え、軽さや耐久性といった実用性も兼ね備えている。サイズ:H27×W38×D15cm
▲整理整頓に便利な2-in-1ポーチ付き。広々とした内ポケットに加え、ポーチは単独でも使えるので、旅先や日常でも活躍する
▲スーツケースにしっかりと固定できるベルトを搭載。旅先での移動もスマートにこなせるのがRIMOWAらしい心配りだ
【究極の実用バッグ賞】
90年の哲学が宿る“道具”の最高峰
PORTER
「MONOCHROME BACKPACK」(14万3000円)

重厚感あふれるデザインが目を引きますが、実際に手にすると細部へのこだわりや機能性の高さが際立ちます。見た目と使い勝手の両面で満足度を得られるバッグだと思います(スタイリスト添田さん)
“カバンは道具”という姿勢を90年貫いてきた𠮷田カバンの答えがMONOCHROMEだ。雨に強く、PCも小物も整理しやすく、背負っても軽い。実用性を突き詰めた結果、「これひとつで十分」と思わせる説得力がある。サイズ:W29.5×H49×D18cm
▲急な雨や気温の変化にも対応できる背面構造にすることで通気性と速乾性を確保。長時間背負っても快適さをしっかりキープする
▲大容量メインに加え、各 所にポケットを配置。また、サイドファスナーから直接アクセスできるなど、細かな工夫も抜かりない
【ステータス·シンボル賞】
象徴的なダブルリブが物語る唯一無二の存在感
ゼロハリバートン
「Slimline Aluminum | Compact Attaché Case 94431」(12万1000円)

1969年アポロ11号の「月の石」運搬ケースと同素材を採用したゼロハリのアタッシェ。その歴史の一端を担った気分で持てるのは、このブランドならではの特権です(GoodsPress増子さん)
創業当時から受け継がれるアルミ合金を1mm厚に成形し、正統進化を遂げたアタッシェ。堅牢性と軽さを兼ね備え、象徴的なダブルリブが存在感を放っている。クラシカルな装いが注目される今、改めて手にしたい逸品だ。サイズ:W42×H29×D9cm
▲3ケタのダイヤルロックや握りやすいハンドルなど、細部のあしらいにまで徹底してこだわったストイックなつくりが魅力
▲書類を整理できるオーガナイザーポケットを備えており、見た目以上に使い勝手は良い。ちなみに、PCは14インチまで対応
>> 特集【GoodsPressカバン&リュック大賞2025】
※2025年10月6日発売「GoodsPress」11月号62-63ページの記事をもとに構成しています
<取材・文/ TOMMY(NOHOHON-PRODUCTION)>
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