独創的な発想から数々の名車が生まれた ~光岡自動車~【GPジャーナル】

創業者・光岡進から受け継がれる“自由な発想と遊び心”でクルマづくりを行ってきたミツオカ。ここでは同社の礎を築いた、草分け的ミニカーから現行モデルまで、歴代の名車とともにその歩みを辿っていくとしよう。

【MITSUOKA Car History】
[1982-1993]

<1982>
BUBU 50 シリーズ

■ミニカーブームに乗って大ヒット

原付免許で運転できるひとり乗りマイクロカー。その手軽さからヒットするも、1985年の新道路交通法施行で運転免許証が原付から普通免許に移行されたことを機に、生産を終了。

<1987>
BUBU Classic SSK

■あの“ルパン三世の愛車”を再現

ベース車両は「VWビートル」。1920年代の名車「ベンツSSK」の姿を現代に甦らせつつ、乗用車としての機能も兼備したレプリカカー。200台限定販売でマニアらを大いに沸かせた。

<1990>
ラ・セード

■優美かつ豪奢なスタイル4日で500台が完売!

日産「シルビア」をベースに、オリジナルの梯子状フレームと組み合わせたクラシカルなクーペタイプ。初代は限定500台。発売直後から大きな話題となり、わずか4日間で完売!

<1993>
ビュート

■英国嗜好のクラシカルな姿で魅了

ジャガー「Mk2」がモチーフで、ベースは日産「マーチ」。クラシカル&豪華な内外装が目を引く、光岡自動車の代表作のひとつ。現在もなおアップデートモデルが人気を博している。

【次ページ】純国産スーパーカー「オロチ」の誕生秘話も!?

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