【秋のNEWモデルラッシュ!クラス別バイク大集合】
澄んだ空気と穏やかな日差し、ツーリングがもっとも気持ちいい季節がやってきた。この秋は各メーカーが新作を一斉投入し、まさにNEWモデル戦国時代。排気量帯ごとに分けて、いま注目すべきモデルをピックアップしトレンドを紹介していこう!
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■道を選ばず! オン/オフも走れるモデルがアツい!
オフロードとオンロードの両方の特性を持つデュアルパーパスモデルとしては、ライバル勢を上回る400ccの排気量で人気を誇った、スズキDR-Zシリーズが今年10月に新作を発売。進化して帰ってきた。
かつて2000年代には、軽量でスリムな車体に、悪路も得意とする長いサスペンションを持ちながら、街乗りやサーキット走行まで幅広くカバーするモデルが人気だった。そのブームを牽引していたのが、スズキのDR-Z400SMであるが、国内で姿を消し、早17年が経つ。それが今年、DR-Z4SMとして待望の復活を遂げたのである。
アグレッシブなスタイリングをまとった車体に、先進の電子制御システムを採用。急坂や荒れた条件でもタイヤが路面を捉え、力強く駆け抜けられるのが特長だ。
他のメーカーもデュアルパーパスモデルをこの秋、発売。ホンダはスクランブラースタイルのCL250、カワサキはヘビーデューティーモデルのKLX230DFを発売し、ともに注目となっている。
モーターサイクル ジャーナリスト
青木カタオさん
バイクが好きすぎて専門誌の編集部員となり、その後独立してジャーナリストに。初心者にも分かりやすい解説に定評があり、専門誌や一般誌、Webなど数多くの媒体に寄稿している
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