■本社潜入! 洗練された製品は洗練されたオフィスで生まれる!?
神奈川県川崎市の工業団地・マイコンシティに本社を置くシグマ。同社製品の魅力のひとつに挙げられる“洗練されたデザイン”はどんな環境から生まれるのか。その秘密を探るべく訪れた取材班を待っていたのは、まるで美術館のようなスタイリッシュな空間だった!
▲古今東西の名だたる写真集が、独自の視点で選ばれ収蔵されているライブラリースペース。中には希少な本もあるとか。現在でも数千冊が並んでおり、さらに数を増やし続けている
▲巨大ショーウィンドウに来訪者が思わず息を呑む空間。その名はレンズセラー。これまで販売してきたレンズとカメラが一堂に会する。ベンチも備えられ、まさしく美術館の雰囲気
▲周囲を緑に囲まれた立地を最大限に生かしたフリースペースは、業務合間のひと休憩などで誰でも利用可能。インテリアがあえてバラバラなのも息苦しさを感じさせず居心地が良い
▲真っ直ぐ伸びる廊下は天井が通常よりも高く設計されており、開放感のある空間作りが行われている。壁には同社製品を使い撮影された写真作品が整然と並び、来訪者を出迎える
■業界の常識を塗り替えてきた SIGMAが誇る「革新機」たち!
1961年に開発したテレコンバーターを筆頭に、“世界初”の革新的製品を数多く生み出してきたシグマ。常にイノベーター(革新者)であらんとし、たゆまない研究開発と技術研鑽を重ねて進化を続けてきた。そんな同社の歴史に、今なお燦然と輝く革新機たちをご覧あれ。
▼1961年 業界初のテレコンバーター「TELEXTENDER」

▼1976年 Sigma初の35mm一眼レフカメラ「Mark-I」

▼1979年 世界初21mmをカバーした超広角ズームレンズ「ZOOM y21-35mm F3.5-4」

▼2002年 世界初のフルカラーFoveon X3 ダイレクトイメージセンサーを搭載&Sigma初のデジタル一眼レフ「SIGMA SD9」

▼2008年 世界初のデジタル一眼レフカメラ用 大型イメージセンサーを搭載したコンデジ「SIGMA DP1」

▼2019年 世界最小・最軽量フルサイズミラーレスカメラ「SIGMA fp」

■優れた品質の秘密は“会津”にアリ!
ほぼすべての部品の生産・組み立ては、川崎ではなく福島県の磐梯町にある自社工場と東北地方を中心としたサプライヤーの協力のもとで行われている。ここで熟練の職工による厳格な品質管理を徹底することにより、シグマの優れたクオリティは保たれているのだ。
▲組み立ては熟練の職工たちによる手作業で行われる。まごうことなくメイド・イン・ジャパン
©YUICHIRO FUJISHIRO







































