快眠を叶える最初の一歩!マットレス選びのイロハ【疲労回復&リラックスギア最前線】

【疲労回復&リラックスギア最前線】

寝つきが悪くてなかなか熟睡できない、起きても疲れが残っている、寝返りで身体が痛い…。こうした睡眠トラブル解決のカギを握るのが、マットレス選び! 心地良い眠りを求めて進化する最新マットレス事情を専門家に聞いた。

*  *  *

【Part 2】
快眠アイテム

「快眠のためのマットレス選びで重要なのは“体圧分散”と“寝姿勢維持”の両立ができるかどうか。硬すぎると血流が滞り、柔らかすぎるとお尻が沈んで腰に負担がかかります。土台はしっかり硬く、表面は柔らかめの構造がいいですね。実際に横になって寝返りのしやすさを確かめるのも大切です。その際、枕の有無で姿勢が変わるので、枕と一緒に試してほしいです」と語るのは、睡眠環境プランナーの三橋さん。

「最近の傾向としてはセンサー連携のスマートマットレスで睡眠データを取る人が増えています。長く使いたいニーズには耐久性の高いものが人気。次のトレンドは、TPE素材を使ったアイテムです」

今回ご紹介するのはそんな潮流にマッチし、各社の技術が光る最新マットレスたち。約30年間も形状が変わらない“30年MuAtsu XX”や、睡眠データを分析する“Active Sleep MATTRESS”、注目のTPE素材を使った“Moffle”など、睡眠の質向上に特化したアイテムに、ぜひ注目してみよう。

睡眠環境プランナー
三橋美穂さん
寝具メーカーの研究開発部長を経て独立。全国での講演活動のほか、寝具や快眠グッズのプロデュースも手がける。「オトナ女子の不調と疲れに効く眠りにいいこと100」ほか、著書多数。「スロージューサーの人参ジュースで、酵素・ビタミン補給してぐっすりしてます」

【次ページ】快眠をサポートするマットレスが知りたい!

この記事のタイトルとURLをコピーする