■伝統を継承するだけではなく、“時代に合わせて進化し続ける”とらや
伝統を継承しつつも、時代に合わせてアップデートしてきたからこそ、とらやの今がある。期間限定のモダンな羊羹、パンに塗れるあんペースト、レアな地域限定羊羹は、まさに“進化し続けるとらや“の象徴といえよう。
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これまでに約3000種類ほどの菓子の記録が残っているとらや。通年販売されている羊羹や最中の他に、パンとコーヒーにマッチする「あんペースト」や季節限定・地域限定といった商品も数多く存在しており、さまざまな味わいが楽しめる。
特に注目度が高いのが、期間限定で販売される“モダンな羊羹”たち。昨年もいちご、珈琲、新栗などが登場し、和菓子を食べ慣れていない若い世代からも支持を集めた。また毎年好評を博しているラムレーズンは今年も販売。
負けず劣らず面白いのが“レアな地域限定羊羹”。旅先で飛び込んだとらやの店舗。そこで見つけた他では手に入らない味となれば、お土産としてもらった際に、より一層美味しく感じられるに違いない。
このように時代の空気に合わせてアップデートし続けてきたとらやだが、どう新商品が開発されているのかも気になるところ。前頁で話を伺った龍さん曰く、「とらやでは毎年11月頃に翌年の干支・歌会始のお題にちなんだ菓子が販売されるのですが、それらは社内からアイデア(意匠・菓銘)を募集し、選ばれた作品が商品化されたものです」とのこと。
こういった柔軟な姿勢こそが、とらやの最大の強みなのである。
■期間限定で登場する“モダンな羊羹”
和菓子の世界では季節に合わせた素材を落とし込むことは珍しくないが、とらやではさらに現代感覚にマッチした“モダンな羊羹”を期間限定で販売している。一度買い逃したら、復活するまで味わえないという希少性もあって、新味が登場するたび話題に。ラムレーズン味も当然買い逃し厳禁。
▼小形羊羹「ラムレーズン」(346円) ※2026年1月15日~2月中旬販売

■過去(2025年)に販売された期間限定味
▼「いちご」

▼「珈琲」

▼「新栗」

■“あん”のある生活を提案トラヤあんスタンド
パリでも人気なだけあって“とらやの餡”は洋の食卓にも馴染む。なめらかなペーストは、トーストなどパンにたっぷりと塗ってかじりつくもよし、ヨーグルトなどの乳製品にかけてもオツなもの。
▼「あんペースト[こしあん]」(1080円)

▼「あんペースト[黒砂糖とメープルシロップ]」(1080円)

■こちらも必見! “レアな地域限定羊羹”
その土地に合わせた味や意匠もまた、和菓子にとって重要な要素だ。ここでは、とらやの屋号の虎にちなんで虎斑模様を意匠化した特製羊羹『千里の風』、京都にちなんだ原材料を使用した小形羊羹の『白味噌』・『黒豆黄粉』」、四季折々の美しい富士山を表した羊羹『四季の富士』をピックアップ。旅先でのお土産にも嬉しい
▼御殿場店限定「『四季の富士』冬(竹皮)」(4320円) ※季節で色目が変わる

▼京都限定「小形羊羹『白味噌』・『黒豆黄粉』」(324円)

▼赤坂店・京都一条店限定「『千里の風』(中形)」(2160円)















































