【大人の文房具“再”入門】
大人には“一生持ちたい”と思うような品々がいくつか存在します。それは時計だったりクルマだったりバッグだったり…そんな憧れ続けるアイテムのひとつに挙げられるのが、高級文房具。
インターネットやデジタルデバイスが普及した今、アナログな文房具を手にする機会は減っているとは思います。しかし、だからこそこだわりが詰まったラグジュアリーなアイテムたちはさらに輝きが増し、持っているだけでその持ち主の品も格も上げてくれるのです。

例えば、会社などで先輩や同僚が何の気なしにラグジュアリーな文房具を使っていたらどう感じるでしょうか? これ見よがしではなくサラリと使うその姿…とてもスマートに映ると思います。そんな素敵な人になる手助けになるというか、素敵な人へと自然と変えてくれる力を持つのが今回ご紹介する文房具たちです。
■生涯の相棒として選びたい、大人が持ちたい憧れの文房具10品
ここにピックアップするアイテムたちはそのブランド背景やモノとしてのクオリティ、そしてデザインに至るまですべて一級品。いつかは手にしたい、そんなふうに思わせる魅力を持つ逸品たちを早速見ていきましょう。
【Cartier】
イギリス国王にも愛された、フランス生まれの世界的ジュエラー

1847年にフランスで創業し、世界5大ジュエラーとして170年以上も世界中の人々を魅了し続ける高級メゾン、カルティエ。特に1900年代初頭のイギリス国王・エドワード7世からは「王の宝石商、宝石商の王」と最上級の賛称を得るほどで、ヨーロッパの貴族をはじめ各国のセレブリティたちから支持され続けています。ジュエリーのみならずウォッチも有名なカルティエですが、ステーショナリーに関しても数々の銘品を世に送り出しているのです。
1. どの角度からでも煌めく、カッティングが美しいボールペン
カルティエ
「『ロードスター ドゥ カルティエ』ボールペン」(28万1600円)

プラチナのような輝きを見せる、パラジウムフィニッシュ加工を施したこちら。カルティエが、世界の中でも非常に権威のあるメゾンだということがひと目見ただけでわかる、美しさ極まるボールペンです。規則正しく文様が並ぶエンボスメタルは完璧なまでに調和が取れており、それでいて握ると手にしっくり来る、そんなデザイン性と実用性を持ち合わせた一品となっています。

天冠(キャップトップ)部分にはオブシディアンを配置。吸い込まれるようなブラックに目を奪われますが、よく見ると少し透けています。それ故、立体的で繊細な表情に。まさに“宝飾”と言ったディテールは本物志向の大人が持つにふさわしいボールペンです。
2. さりげない遊び心と高級感を共存させたノートはギフトにも最適
カルティエ
「『パンテール ドゥ カルティエ』ノートブック」(4万1140円)

1914年にウォッチとして登場して以来、シガレットケースやカシミヤブランケットまで多く展開されている「パンテール」パターンのノートブック。バッグなどに入れても持ち運びやすいA5サイズです。表紙に描かれたパンテールが可愛らしく、それでいてイラストやブックマーク、小口にあしらわれたゴールドが高級感を漂わせます。こんなノートブックを持っていれば、アイデアも豊富に生まれそうです。
>> Cartier
【MONTBLANC】
大人の憧れる万年筆と言えば、やはりこのブランドは外せない

1906年にドイツで生まれた高級万年筆を代表するブランド、モンブラン。白い雪山のロゴは誰もが一度は見たことがあるのではないでしょうか。代表的な「マイスターシュテュック」をはじめ、その名作の数々は持つだけで大人のステータスになるほど、ここ日本でも強い存在感を放っています。近年では時計やレザーアイテム、アクセサリーなど多岐にわたるアイテムを展開。伝統に裏打ちされた品質で、世のエグゼクティブたちからも厚く支持されているブランドです。
3. 世界中の大人を魅了し続ける憧れ万年筆の筆頭株
モンブラン
「マイスターシュテュック クラシック 万年筆」(12万4300円)

最早説明不要のモンブランの万年筆。そのどれもがクラフトマンシップに溢れ、ドイツ発祥らしい質実剛健さや合理性などが感じ取れます。こちらの万年筆ももちろんそうで、無駄を省いたミニマルなデザインにもかかわらず確かにモンブランのアイテムとわかる美しい仕上がり。ブラックとゴールドの配色がクラシカルかつ気品漂う雰囲気の、まさにマスターピースと呼ぶにふさわしい1本です。

お馴染みの雪山のエンブレムは天冠部分に配置。このさりげなさもモンブランがここまで愛され続ける所以でしょう。そして、ペン先にはエンブレムだけではなく“4810”の文字も刻印されています。この“4810”という数字はアルプスの最高峰でブランド名の由来でもあるモンブラン山の標高で、品質の高さを表しているもの。“神は細部に宿る”という言葉を体現したかのようなディテールです。
4. イタリアの職人が丁寧に仕上げたレザー製ノートホルダー
モンブラン
「モンブラン エンベロープ ミディアム ノートホルダー」(9万1300円)

封筒の形状がモチーフとなったノートホルダー。ひとつひとつ、イタリアの職人が作り上げたこちらは美しいシボ感が目を引きます。センターの留め具部分はペン挿しにもなっているため、同ブランドの万年筆やボールペンなどを携帯できるのもポイント。ストラップが付いており、持ち運びやすさもしっかりと考慮した実用性にも優れた一品です。

「ミディアム ノートブック」にフィットする使い勝手の良いサイズ感で、ノート以外にも書類や小ぶりのタブレット端末なども難なく収納できます。デスク周りだけではなく、普段の生活でも十分活躍してくれるはず。カーキの色味も洒落感があり、ファッション小物としても優秀です。
>> MONTBLANC
【GRAF VON FABER-CASTELL】
鉛筆からブランドを発展させた、現存する世界最古の筆記具メーカー

1761年に創業したドイツの筆記具ブランド、グラフ・フォン・ファーバーカステル。万年筆からスタートする高級筆記具ブランドが多い中、同ブランドのルーツはなんと鉛筆。それだけに鉛筆メーカーとしての矜持が強く、30年以上も前から自社による植林事業を行ったり、希少性の高い木材は楽器や家具などの端材を使用したりと環境のことを考えた活動を続けています。最高級でありながらエコフレンドリーな筆記具たちは、その背景を知ると愛着も一層深まるのではないでしょうか。
5. “完璧”という名を冠した、まさに鉛筆の究極系
グラフ・フォン・ファーバーカステル
「パーフェクトペンシル マグナム」(5万5000円)

ブランドのアイコン的存在、「パーフェクトペンシル」。こちらは“鉛筆のようなシンプルなモノでも進化できる”という理念の基、19世紀に貴族や一部の富豪が使用していたシルバーのパーツが付いた鉛筆からヒントを得て生み出されました。プラチナコーティングが施されたペンシルエクステンダーは高級感が漂い、また、太軸ペンシルは持ちやすく実用性にも長けています。

そして何と言っても「パーフェクトペンシル」たる所以は鉛筆としての機能をすべて網羅しているということ。シャープナーやイレーサーが内蔵されているため、“書く” “消す” “削る”、そして“携帯する”という4つの機能をたった1本に集約しています。加えて、4Bの芯は柔らかく書き心地も抜群。一度使うとやみつきになること請け合いです。
6. デスク上の筆記具をエレガントに収納
グラフ・フォン・ファーバーカステル
「ペンホルダー ブラック」(4万1800円)

せっかく良い筆記具を使用していても、デスクの上がゴチャついていると印象は台なし。そこで頼りたいのがこちらの「ペンホルダー」です。高品質なイタリアンカーフと程良い光沢のメタルパーツが洗練された空気感。ただ単にきれいに整理整頓するのではなく、インテリアとしての美しさも備えています。控えめ、それでいてエレガンス。まさにファーバーカステル伯爵コレクションの真髄が感じられる一品です。
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