2015年7月にクラウドファンディングサイト「A-port」で目標金額を達成し、見事商品化されたHALOSのジャケット。モバイルバッテリーを内蔵し、その電気エネルギーを熱に変えて暖めるという優れモノです。
▲HALOSの「HALOS HEATED JAKET」(5万7800円)

6000mAhのモバイルバッテリーが付属。これを電源として、衣服内部にある電熱線を暖める仕組みになっています。電熱線は背中に縦に2本、あとは左右の内ポケットに這わせてあるので、冷えやすい背中と腹部をしっかり暖めてくれます。ポケットに手を入れるとじんわり暖かいのもうれしいですね。
バッテリーは上下二段に分かれている左胸のポケットに収納でき、上段にスマホを入れて接続すれば同時充電も可能。ジャケットを暖めて、移動しながら手ぶらでスマホが充電できるから一石二鳥。冬の散歩やサイクリングに最適です。

左胸にスイッチが付いていて、温度は3段階に調節できます。赤ランプは温度約50度を示していて、約3時間ウェアを暖めることができます。緑は約40度で約4時間、青は約30度で約5時間。屋外にいるときだけ電源オンしておけばいいので、丸1日外出していても十分使えます。出力が2アンペア以上のバッテリーなら互換性があるので、もし不安な人は予備のモバイルバッテリーを用意しておくといいでしょう。また、ウェアのスイッチをオフにすると、約25秒後にバッテリーの電源も自動的にオフになるそうですよ。

ポケットの裏地が起毛素材になっているのも見逃せません。暖かいのはもちろん、ガジェットの保護にも一役買っています。

ファスナーがセンター位置ではなく、ダブルのライダースジャケットのように斜めに取り付けられているのも特徴です。アシンメトリーデザインが洗練された印象を与えてくれます。ボディ素材は耐風・撥水性があり、ファスナーは止水仕様になっている点にも注目です。

脇にはストレッチ素材が使われているため動きやすく、熱がこもりにくいので快適です。また、随所にリフレクターが付いているので夜間も安心して着られます。


































