【短期連載】写真には物語がある(2/3)持ち歩くライカ「ライカX-E」

部屋の棚に置いた「ライカX-E」を見たとき、滲み出る品の良さを感じた。

フィルムカメラの持つノスタルジックで無骨な魅力とは違い、エレガントでクリーンな印象だ。一般的にカメラは精密さや重厚さをアピールするよう作られることが多く、高級になるほどその傾向は強くなる。

このXシリーズも先代のライカX2まではそうだった。それがチタンカラーのボディとホワイトシルバーのレザーとのコンビによって、ずいぶんやさしい印象を与えるようになった。

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おかげで着るものを選ばない。最初に使った日に着ていたのは茶色いツイードのジャケットにリジッドのデニム、次がシェットランドの赤いセーターにクリースのないチノパンだったが、どちらにも違和感なく合った。夏のウエアでも軽やかに馴染むはずだ。
アクセントとなって主張してくれるが、決して調和は崩さないところは、さすがヨーロッパのブランドの製品だと感心した。

■ライカX-Eはコンパクトデジカメではない。“ライカ”だ
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