通信プラン見直しの好機である今春、iPhone SE(第2世代)は選ぶべき端末なのか

昨年4月に発売された「iPhone SE(第2世代)」ーー。2020年を代表する端末のひとつとなりましたが、今春の通信プランの見直しを迫られるこのタイミングにおいても、まだまだ注目の機種であると言えます。そこで改めて同機の特徴をおさらいしましょう。

 

■通信プラン見直しの好機とiPhone SE

今春は通信プランを見直すのに最適なタイミングです。2月〜4月にかけては、MNO(自社で回線を持つ通信キャリア)が新料金プランの提供を開始。3月に予定されるオンライン専用プランと括られる20GB・3000円弱の通信プランが話題ですが、それだけでなく2月から提供されているUQ mobileやワイモバイルにおける3GB・1500円前後の新通信プランも魅力的。さらに新参のMNOである楽天モバイルの通信プランも、通信量が1GB以下なら維持費0円という仕様を加えてきています。

▲ソフトバンクのオンライン専用ブランド「LINEMO(ラインモ)」は3月17日からスタート

ほかにも、MNOの動きに対抗するように、日本通信SIMやmineoなどのMVNO(MNOの回線の一部を借りている通信事業者)が展開する格安SIMブランドでも、従来よりもコストパフォーマンスの高い通信プランを展開しています。

こうしたトレンドを鑑みても、今春は通信料金の見直しに関しては、絶好のタイミングとなるでしょう。これまで通信費の見直しをなおざりにしてきた家庭も、今季ばかりは見直しをしないと損をするというタイミングだと言えます。

そこで悩ましいのが端末の問題です。通信料金を節約しても、高額なハイエンド端末を購入すると、結局お金がかかってしまいます。Androidではミッドレンジの選択肢も多く存在しますが、iPhoneユーザーにとっては悩ましい部分。やはり、有力候補の一つとして「iPhone SE(第2世代)」が重要な存在になるでしょう。

 

【次ページ】そもそもiPhone SE(第2世代)ってどんな端末?

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