■リアサスペンションの組み立て(工程3)
続いてリアサスペンションを組んできます。インスト指示に従って塗装。先に製作したリアアップライトを組み込んで、ユニットを完成させます。リアダンパーは塗装が細かいですが、筆塗りで丁重に塗り分けて取り付けます。
▲リアサスペンションブロックを、基本色となるセミグロスブラック塗装
▲リアダンパーのスプリング部分はタミヤエナメルの赤を使い筆塗りしている。塗料の隠ぺい力が高いので下地に白を塗らなくても赤が濁ることなく仕上げられる
▲完成したリアサスペンション
▲完成したリアサスペンションをアンダーパネルに接着する。接着部分の面積が大く取られているので、組みやすくまた強度も高い
▲排気管の左右非対称レイアウトが面白い
▲リアサスペンションの取り付けと同時にフロントのホイールハウスも塗装して取り付けておく
▲塗装と組み立てを完了させたフロントアップライト。これもアンダーパネルに組み込んでいく。左右を連結するタイロッドはハメ込み部分を折りやすいので、取り付けの際には注意すること
▲フロントアップライトは工程8でタイロッドを取り付けて完成
▲完成したフロントアップライト
▲フロントサスペンションの付け根にもディフューザー状のパーツ(別バーツで再現)が取り付けられているのが分かる
▲完成したシャシーと足回り
■シャシーの完成
アンダーパネルと前後のアップライトを製作塗装し、シャシー周りが完成しました。サクサクと製作は進み、シャシーの実質の製作時間は4時間ほどでした。もちろんプラモ製作に焦りは禁物ですが、もう少し手間がかかると思っていたので正直驚きです。
パーツの分割や作りやすさ、細部塗装等においでも細かな配慮がなされており、ビギナーでもカーモデルが楽しめる構成になっている好キットです。
さて次回はインテリアの製作とボディのデカール貼り等を進めます。乞うご期待!
▲リペイントしたボディと今回完成したシャシー
>> [連載]達人のプラモ術
<製作・写真・文/長谷川迷人>
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